「いつか英語を話せるようになりたいけど、勉強が続かない」
「英語学習をしようと決めたのに次の日には忘れてる」
「モチベーションを維持できる人のコツを教えて」
この記事ではそんな方のために、英会話を話せるように勉強を続けるための習慣化のコツを紹介します。
私は2015年に本格的に英語学習をスタートし、習慣化により今でも毎日英語学習を続けることができています。
さらにこの習慣化の力の影響は英語だけではありません。資産運用や本業に関わる勉強など、さまざまなことを並行して継続的に勉強することもできていています。まさに、生きる上で役立つ万能スキルですね。
それでは早速コツを見ていきましょう。
具体的なゴールを決めて書き出す
人は目標があってはじめて、そこへ向かって日々行動をすることができます。
あなたが自分がほんとうに叶えたいと思うゴールが決まっていないと、日々英語学習する理由もモチベーションもなくて当たり前なのです。
そのためまずは具体的に目標を決めます。そしてここで決めた目標は、新年の目標と同様に、いつか必ず忘れてしまうので手帳に書きだしましょう。
目標は自分がほんとうにそうなりたいと思えることなら、どんな些細なことでも大丈夫です。
ただし期日は決めておかないと、いつまでもダラダラと予定が延びていってしまいます。さらに段階を追うように設定し、成長が途中で見えるようにすると良いです。
例えば、
・行きつけのバーで3ヶ月後に外国人に話しかけられるようにする ・英会話教室で半年後に中級クラスに移る ・1年後の海外旅行で案内所の人におすすめのレストランを聞けるようにする
など。
設定する目標は少し背伸びするくらいが良いと思います。
今はまだ難しいと感じるものでも、日々少しずつ成長していったあなたからすればそれは達成可能な目標となりうるからです。
レベル1のあなたから見てレベル50の敵を倒すのは難しいことのように感じると思います。でもしばらく経ってレベル40になったあなたには、レベル50は達成可能なものに見えてきませんか?
今現実的と感じる目標は、1年後のあなたには簡単すぎるのかもしれません。
5分で終わる簡単なことから始める
みなさんはいざ勉強始めようと思ったときに、「今日から文法書10ページやるぞ」といった具合ではりきった目標を立てていませんか?
新しいことを始める際に、いきなり労力がいることからやろうとすると続きにくくなってしまいます。
重い腰があがらないのなら、負荷をまず軽くして、慣れたら少しずつ重くしていけばいいのです。
参考書を読むなら、まずは毎日1ページだけ読んでみましょう。
オンライン英会話なら、最初の数週間は5分だけ受講するなんてことも可能です。
勉強する時間を決める
続いていつ勉強するのか、具体的に考えます。
これは予定を組む労力をなくすことで少しでも続けやすくする工夫です。
みなさんもやることがたくさんあると、5分ほどかけてToDoを組んだりして面倒と感じたことはありませんか?
たとえ些細なことでも、スケジュールをその都度組むこと自体が実はとても手間で労力を使うのです。なので、はじめから決まった時間に「機械的に」英語の勉強をするようにしたほうが続きやすくなります。
おすすめは電車の時間や、夕食後のテレビを見る時間、湯船に浸かる時間、寝る前などです。
時間を取れそうなタイミングを見つけて、かならず5分間、単語帳を読むなどしてみてください。
ちなみに私は、通勤電車で読書、夕食後にブログ、湯船は何もしない、寝る前は英語の本の音読、と決めて毎日無意識に繰り返しています。
21日間続ける
ここまででモチベーションを維持するゴールを決め、具体的な行動内容、行動する時間を決めました。
次は体が自動的に動いてくれるように癖にしてしまいましょう。
インキュベートの法則というものがあります。21日間の法則とも言われ、この期間毎日継続することで新しい習慣を身につけることができるというものです。
上記で5分程度の簡単な作業から始めることをすすめたのは、この21日をまず継続してほしいという意図でもあります。
最初のうちはめんどうに感じたり、つい忘れてしまうこともあると思います。
しかし継続するうちにだんだんとそれがルーティーンとなり、勝手に手が動くようになるのです。寝る前に歯を磨くのと同じように。
テレビや雑音を消す
テレビなどの雑音は、聞いていないつもりでも無意識のうちに脳がそれに反応し確実に集中力を奪います。
可能ならテレビなどは電源を切って勉強することがのぞましいです。
日頃つけっぱなしにしている人なら、雑音がないだけでこんなにも集中できて時間が長く感じるんだ!と少し驚くかもしれません。
家族がいるなどそれが難しい場合、カナル式のイヤホンをつけてカフェミュージックや、クラシック、勉強用の音楽など人の声が入らない音楽を小さく流すと雑音が良い感じにかき消されます。
私も食後の1時間はブログに充てていますが、テレビ音の有無で作業効率は圧倒的に違うことを実感しています。
ここまで行えば、基本的な習慣化のポイントはおさえられています。まずはここまでを1ヶ月程度繰り返すようにしましょう。
徐々に勉強時間や勉強項目を増やす
上記がルーティーン的に行えるようになると、5分や10分の勉強がとても物足りなく感じるようになるはずです。
腹7分目くらいで、もうちょっと勉強時間がほしいというような感じです。
こうなったら勉強の習慣化は成功したようなもの!
さらに時間を取りたいと思うようになったら、15分、20分と徐々に時間をのばしていってください。
もしくは電車で勉強を始めたのなら、寝る前の時間にもやるように増やしてみるのも良いと思います。
この場合は電車で学んだことを寝る前の時間で復習するのも効果的です。
以下の単語の覚え方の記事でも解説していますが、人間の忘却のメカニズムから言ってその日のうちに復習することは記憶の作業においてとても理にかなっている方法なのです。
まとめ:時間がない!を解決|英語学習を習慣化するコツ6選を紹介
いかがでしたでしょうか?
英会話を覚えるには文法、単語、表現、リスニング、スピーキングなどたくさんのことを長期的に学習しないといけません。
そのためには日々勉強することを習慣化する必要があります。
習慣化するためのポイントは
1.具体的な目標を決めて書き出す。 2.簡単なことからやり始める 3.勉強する時間を決める 4.21日間継続する 5.テレビや雑音を消して集中する 6.物足りなく感じたら勉強時間を増やす
という6項目を順に行っていけば大丈夫です。
いきなり難しいことから始めず、気楽に勉強を始めていきましょう。
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