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中学単語だけでOK!旅行英会話のための英単語の効率的な覚え方を解説

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単語 文法 発音

「英単語は大切なのはわかってるけど暗記は苦手」

「英単語を覚えたけど、いざ英会話となるとすらすら出てこない」

このような悩みから、実践的に使えて効率のよい英単語の覚え方ってないかな?
と思ったことはありませんか?

英単語は全ての基礎なので、この土台をいかにしっかり作れるかで
その後の英会話力にも大きな差が出てきます。

この記事では対策は一切なしに一年半の語学留学のみでTOEIC880へ360点アップした私が
実体験から実感した効率的な英単語の覚え方を紹介します。

旅の英会話に必要な英単語は実はそんなに多くは必要ありません。
ここで紹介する方法でさくっと基本的な英単語を覚えてしまいましょう!

旅行で使う英会話には英単語がいくつ必要?

旅行中の英会話では、中学校で習う1,500単語を覚えていれば最低限の会話を十分楽しむことができます。

一般に日常会話に必要な単語数は2,000語などともいわれます。
ですが、次の旅行ですこし英会話ができるようになっていたいな、と感じる場合に
日常的に日本語で話すようなペラペラな会話力まで必要でしょうか?

道を訪ねたり、おすすめのお店を聞いたり、バーで隣り合わせた人とすこし会話を楽しむのであれば中学で習う単語と文法があれば問題なくスタートできます。

高校英語以上の単語は、中学レベルを覚えてからでも遅くありません。

英単語を学習するときの意外なNG行為

まず英会話学習の初心者がおかしがちな実は非効率な勉強法を紹介します。

これらを避けるよう心がけるだけで、今後の英語学習効率が格段にアップします。

一単語ずつ完ぺきに覚えようとする

一単語に何分も向き合い、覚えるまでリピートすることはやめましょう。

例をあげます。
あなたは1年前に仕事で1度だけ一緒になり、20分程度一緒にすごした人の顔と名前をぱっと思い出せますか?
よほど印象的でない限り難しいはずです。

では一番よく行くコンビニの店員さんではどうでしょうか?
たいして会話するわけでもなく数十秒をともにするだけなのに、簡単に思い出せませんか?

ここから分かる通り、長時間かけて一発で覚えようとするより、
細かく何度も出会うほうが脳にとっては記憶しやすいのです。

なかなか単語が覚えられないのはみんな同じなので安心してください。

英単語の複数の意味をすべて覚える

複数の意味を持つ英単語はたくさんありますが、最初から日本語訳をすべて覚えるには大変な労力がかかります。

例えば1000単語にそれぞれ3つずつ意味がある場合、3000個もの日本語訳を覚えなくてはいけません。
これだけ覚えても実際の会話ではとっさに思い出すことは難しいでしょう。
なぜなら人間の脳はイメージや映像を覚えることが得意でも、紙に書かれたような文字情報を覚えることが苦手だからです。

複数の意味に何度か目を通しつつ、下で説明する単語のコアのイメージを覚えることを意識してください。

ひたすら書いて英単語を覚える

学生の頃は先生に書いて覚えろとよく言われたものですが
英会話を学ぶ上では必ずしもたくさん書く必要はありません。

何度か書くことはたしかに五感を使った記憶という意味で効果はあると思います。

しかし英会話でとっさに英単語が出てくるようにするには、

音として聞き慣れていること
口の筋肉が言い慣れていること

のほうが重要です。

何度か書いたら付属の音源などに沿って聞き、発音練習を繰り返すことが大切です。

日本語で英単語の意味を覚える

これは少し上級のテクニックとなりますが、慣れてきた人にとっては意味を日本語で覚えるより、英語とイメージで覚えるほうがアウトプットの際にスムーズになります。

初めて出会う単語については日本語で一通り意味とイメージを掴みつつ、2度目からは英語の説明文や類義語を意識して覚えるようにすると良いです。

調べるテクニックとしては
Googleで「drive meaning」などと調べると以下のように例文と類義語、日本訳が表示され簡単に調べることができます。

効率的に英単語を覚える具体的な方法

5回出会って覚える

上記で述べたように、人は一度で完ぺきに物事を覚えることは苦手です。
エビングハウスの忘却曲線では、人の記憶は20分後に58%、1日後には33%しか物事を覚えていないと言われています。

英単語を暗記するときのコツは一度で覚えるのではなく、
少しずつ期間を空けながら5回程度復習するようにすると良いでしょう。


具体的には

・勉強した日の寝る前
・翌日
・1週間後
・1ヶ月後
・3ヶ月後

と少しずつ期間をあけて何度も思い出してあげると記憶に残りやすくなります。

必ず例文を使って覚える

単語単品で意味を覚えるというのはとても難しい暗記方法です。

ですが例文を使えばより英単語を覚えやすくなります。その理由は2つ。

・例文から情景をイメージすることができ長期記憶に結びつきやすい
・前後の単語との関係性などもセットで覚えて会話の中で使いやすくなる

前者は説明するまでもないですね。例文の情景をイメージしておくと後からでもそれを思い出しやすく、なんかそんなのあったな〜と記憶を引き出すのに役立ちます。

後者は意外とよく陥る現象です。覚えた1単語をいざ使おうと思ったときに、
「あれ、人が主語になるんだっけ?物しか主語にとれないんだっけ?」と悩むことありませんか?
例えば「I appreciate」か「It would be appreciated」どっちが正しいんだっけ?というようなことも少なくなります。

ここでぜひやってもらいたいことが、自分のリアルな体験などと絡めてオリジナル例文を考えるということです。簡単な文章でもまったく問題ありません。
「自分事」ととなることでより鮮明に脳に刻むこともできますし、同時に自分で瞬時に文章を組み立てる能力も養うことができます。

発音を学ぶ

英単語を覚える際にセットで正しい発音を覚えることで、以下の点で今後の学習が効率化できます。

・リスニングが聞き取りやすくなる
・発音が通じない、が解消できる

英単語を暗記する作業を分解すると、「意味」と「発音」の記憶となります。

意味を覚えたとしても、本来の発音とことなるカタカナ発音で記憶してしまうと、会話で知っている単語ですら聞き取れなくなります。

「覚えのない音が流れてくる」 
       ↓
 「聞き取れない」

といった感じです。

つまり自分が発音できない(=誤った音で覚えている)音は聞き取ることもできないし、
正しく発音できる(=正しい音を覚えている)音は聞き取ることもできるのです。

発音記号は一度覚えてしまえば、初めての単語でも辞書を調べるだけで正しい発音がわかるようになります。

みなさんが想像する英単語の暗記作業とはすこし離れるかもしれませんが、正しい音をセットで覚えることは遠回りをするようで、実は長い目で見て近道となります。
発音記号の読み方やフォニックスを最初の段階からすこしずつ学習していきましょう。

発音の学習には『あいうえおフォニックス』英語発音というYouTubeチャンネルがとてもおすすめです。ポップなキャラクターたちが楽しく発音のやり方を教えてくれます。

書くより音で覚える

「英会話力の向上」という目的では、何度も英単語を書いて記憶する必要はありません。

会話では音に反射的に反応できるように慣れておかないといけないからです。

野球の素振りのように、反復することで筋肉がその動作を記憶してくれます。
何度も発音することで口のマッスルメモリーにその英単語の動きが定着するのです。
音源と自分の発音を何度も聞くことにもなり、口と耳の2箇所を刺激して速く覚えることにも繋がります。

もちろん五感を駆使した記憶術という観点では、2〜3回書いてみるのは記憶の定着に役立ちます。

コアイメージを覚える

複数の意味がある多義語を覚えるときは共通するコアのイメージを感じるようにしてください。

例えば「Drive」という単語は

・を運転する : He drives a car. - 彼は車を運転する。
・人を〜の状態にする : He always drives me crazy. - 彼はいつも私をいらいらさせる。

という異なる意味を持っています。
まったく異なって見える両方の日本語を暗記するのは一苦労ですよね。

しかしここには

(物事を)勢いよく動かす

という共通のイメージがあります。

「車をすいすい走らせる」「私をいらいらした状態に突き動かす」といった感じを想像すると、なんとなくふたつの意味を持つことにも納得感がありませんか?

ひとつひとつの対訳ではなく、対象の物事が勢いよく動かされている映像を自分なりに想像し覚えておくことで、似たような状況を説明したいときにもdriveを応用して活用できるようになります。

類義語も意識する

単語帳には類義語もいっしょに書いてあると思います。類義語にも常に意識して目を通しておくだけで、ボキャブラリーの幅が大きく広がるのでおすすめです。

なぜなら「5回出会って覚える」でも触れたように、ある単語を覚えるときにまとめて類義語に触れておくことで出会いの回数を稼ぐことができ、効率よく暗記していくことができるからです。

また「ある英単語はなかなか覚えられないのに、別の類義語はスッと入ってきた」という経験もあったりします。会話中に言いたい英単語が思い出せないときでも別の単語で代替えできて、結果的にスムーズに話せてしまうということも起こりえます。

複数の英単語を関連付けて、効率的に記憶していきましょう。

旅行英会話におすすめの単語帳

ここまで紹介した内容を実践できるおすすめの単語帳を紹介します。

ネイティブが会話で1番よく使う英単語 中学英単語100

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コアイメージの考え方を学ぶのに最適な単語帳です。この本は各英単語ページの冒頭にそのコアイメージの捉え方を詳しく解説しており、はじめのうちはこれを活用して最重要単語のコアイメージをつかむ練習をどんどん行っていくとコツがつかめていくと思います。

ただし単語数はかなり絞られているため、本書で超基本単語のコアイメージをつかんだら下の単語帳へ移行すると良いです。

キクタン 【中学英単語】 高校入試レベル

リズムに合わせた音源を聴いて覚えるタイプの単語帳のため、楽しみながら「音で覚える」を実現できる単語帳です。発音記号も載っていて確認しながら勉強もできます。例文もしっかり載っているので、文脈からも英単語を記憶しましょう。

まとめ:旅行英会話のための英単語の覚え方

いかがでしたか?この記事を読むまでは、各単語の複数の意味をひとつひとつ丁寧に覚えなきゃと思って絶望していませんでしたか?

英会話は楽しんだもの勝ちです。学校の試験ではないので細かく正確に暗記する必要はなく、ざっくりとイメージを覚えていけば大丈夫です。

音やイメージで記憶していけば会話のテンポの中でもスムーズに思い出しやすくなります。あとは徐々に使っていきながら、ざっくりとしたイメージを「こんなニュアンスで使えるんだ!」という鮮明になイメージに磨いていくことができるはずです。

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