読解が速くなるスラッシュリーディングのやり方と効果5つとは|会話力UPにも効果あり

英語脳
スポンサーリンク

こんにちは、Yukiです。

「返り読みをやめて、複雑な長文をスラスラ読めるようになりたい」

「日本語に翻訳せず、ペラペラと英会話をできるようになりたい」

「スラッシュリーディングってなぜ効果があるの?いつから始めるべき?」

こんな悩みの方のために、この記事では

・スラッシュリーディングの効果
・スラッシュリーディングのやり方とコツ
・英会話にも効果がある理由

を紹介していきます。

この記事を書いた人
  • カナダで1年半の語学留学と接客業を経験
  • 現地ホテルのフロントデスクインターン勤務
  • 対策なしでTOEIC 880取得
  • EU系外資企業に勤務中
  • カナダ生活開始時は英会話力ゼロスタート

英語を話したり理解するのが苦手な人は、スラッシュリーディングの思考法を知ることで、処理スピードを格段に速めることができます。

そうなれば英語を前にテンパらなくなり、英会話でも余裕で立ち振る舞えるようになってきます。

試験の長文問題もサクサク読んで時間内に終わらせることもできるのです。

スラッシュリーディングができると、英語を英語のままネイティブのように考えられる「英語脳」を作ることもできます。英会話初心者の方はかならず取り組んでいきましょう。

スポンサーリンク

スラッシュリーディングとは

スラッシュリーディングは、意味の通るまとまりごとに英文にスラッシュを引き、英語の語順で意味を理解していくリーディング方法です。

スラッシュリーディングの例

The only way / to do great work / is / to love / what you do.
唯一の方法 / 良い仕事をするための / = / を愛すること / あなたのやっていること

スラッシュで意味のまとまりを可視化してあげることで一文の文構造がわかりやすくなり、返り読みも防げるようになります。

その結果、英文をすばやく理解できるようになるのです。

慣れると、スラッシュを引かなくても自動的に理解ができるようになっていきます。

英語をスムーズに読めない・話せない理由

複雑な英文がなかなか読めなかったり、話そうとすると頭の中がグチャグチャになったりしませんか?

リーディングに時間がかかる理由

リーディングで立ち止まってしまい、スラスラ読めない理由は、きれいな日本語になおしているから。

例えば、関係代名詞whichなどで長い文が続くとうんざりしますよね?

長い一文を後ろから訳しているうちに、なんだかこんがらがってきます。

でも、スラスラ読める上級者は高速で日本語訳しているわけではないんです。彼らは、頭から英語の語順のまま理解できちゃうから、読むのが速いんです。

では英語の語順で理解するにはどうしたらいいのか?それにはスラッシュリーディングを身につけることです。

スピーキングで混乱する理由

話すときも、日本語と語順がちがうので混乱しますよね。

これも日本語から英語に直そうとしていることが原因です。脳内だけでパズルを組み替えるような、むずかしさがありますから。

この解決方法も、実は英語の語順でそのまま話せばいいんです。日本語を介さず英語だけで考えれば、言葉に詰まることがなくなります。

私がカナダで英語を話せるようになったとき、脳内に変化が起きていました。

それまでは話すときに「まずは “I”、”行った”話だから次は “go”、だけど過去形だから “went to” …」と考えていました。日本語の語順から直している様子ですね。

ですが次第に「主語→動詞→目的語など」のように、英語の語順で前から順番に英単語を置いて話す力がつくと、上記のようには考え込まずに、ポンポン英語がでるようになりました。

英語の語順に慣れると、英語での会話もどんどん楽になっていきました。

日本語を介さず英語の語順で処理する力を英語脳といいます。まずはスラッシュリーディングの基礎を身につけ、さらに訓練すると英語脳になっていきます。

英語脳については「英語脳の作り方 | 大人からでもペラペラになるための3つの勉強法を解説」で解説しています。

「英語の語順」慣れるには、まずスラッシュリーディングを身につけていきましょう。

スラッシュリーディングの5つの効果

スラッシュリーディングのメリットを解説します。

英語の語順で理解できる

中学校では、英文を後ろから訳して、きれいな日本語に訳す方法を学びました。でも、TOEICや英会話では、これでは処理速度が間に合いません。

でもスラッシュリーディングなら、英語の語順でさっと理解するのを助けてくれます。

英語の語順だと

  • 日本語に訳さなくても意味がわかる
  • 読んでまた後ろから戻り読みする必要がない

から、長い英文でも一瞬で理解ができてしまいます。

学習を続ければ、スラッシュを引かなくても読んでダイレクトに意味が理解できるようになってきます。

複雑な英文も理解できる

長い一文になるほど、返り読みがむずかしくなります。最初の方に訳したところは忘れちゃったりしませんか?

返り読みは、関係代名詞などで長く複雑になった英文になるほど難易度が上がります。解釈に時間もかかります。

その点スラッシュリーディングは、複雑になっても先頭からポンポンと理解していけるので、時間や効率のロスがありません。

そして、英語の語順で複雑な文も理解できることで、

  • リーディング
  • リスニング
  • スピーキング

にも良い影響が起こります。

リーディングが速くなる

英文読解時にきれいな日本語に訳していると、返り読みが必要となり時間がかかってしまいます。

しかし、スラッシュリーディングなら返り読みや並び替え作業せず、左から右へ英語の語順のままストレートに理解できます。その結果、リーディングが圧倒的に速くなります。

もう後ろから前へ戻って翻訳する必要がなくなるのです。

さらに、多読もできるようになるので、英会話表現なども増えやすくなります。

リスニングで瞬時に理解できる

英会話ではリーディングとちがって、返り読みする時間がありません。翻訳していたら、話しが先に進んでたというのはよくあるはずです。

しかし、スラッシュリーディングができれば、言われた言葉を瞬間的に理解することができます。

なぜなら英語の語順で処理する力がつくからですね。

相手に聞き返すことなく、自信を持って会話をすすめられるようになります。TOEICでも、一度リスニング音声を聞いて、すぐに回答ができます。

スピーキングが流暢になる

リーディングの返り読みが好ましくないのと同じで、話すときも日本語を介すと語順のちがいで混乱します。会話中には、英語と日本語の並び順を行ったり来たりして考えていられません。

しかし、スラッシュリーディングは頭から意味のカタマリごとに理解することで、英語の語順で処理する力がつきます。

話すときもこの語順の思考が役立つのです。

「主語→動詞→…」と英語の語順で言いたいことを伝えられるようになるので、スピーキングが圧倒的に楽になります。

ネイティブと同じように話せる、ということですね。

スラッシュリーディングのやり方

スラッシュの入れ方には決まりがありません。

五文型を意識しながら、自分にとって読みやすいと感じるところにスラッシュを入れていきます。

自分のレベルによるので、入れる箇所が別の人や参考書とちがっていてもOKです。

スラッシュの入れ方を変えた例を見てみます。

スラッシュ多め
We have / no idea / which direction / they headed.
私は持っていない / 考えを / どの方向に / 彼らが向かったか。

スラッシュ普通
We have no idea / which direction / they headed.
私はわからない / どの方向に / 彼らが向かったか。

スラッシュ少なめ
We have no idea / which direction they headed.
私はわからない / 彼らがどの方向に向かったか。

どれも正解ですが、あなたにとってどれがわかりやすいでしょうか?

「彼らがどの方向へ向かったか、私はわからない」という自然な日本語訳するのはNGです。頭からそのままの語順で意味をとらえてください。

初心者ほど細かく区切り、慣れてきたらスラッシュが少なくなっていきます。

最適な区切り方を見つけるには、たくさん実践することです。自分が心地よい区切り方がだんだんわかってきます。

文法をしっかり勉強しておくことも大切ですね。

具体的なスラッシュの入れ方

とはいっても、手がかりなしに区切るのはむずかしいと思うので参考例を書いておきます。

まったくわからないという人は、以下のところで区切って読みやすいか考えていきましょう。

必ずこの通りにスラッシュを入れないといけないわけではありません。

SVOCで区切る

The hotel / offers / guests / a welcome drink.

主語、動詞、目的語、補語など、5文型に沿ってスラッシュを入れます。

前置詞の前

the baker’s / on the corner

「on」や「at」など前置詞の前でスラッシュを入れます。

関係代名詞の前

I want something / which is cold.

「which」や「that」など関係代名詞の前でスラッシュを入れます。

準動詞の前

There is a man / driving a car.

to不定詞や動名詞などの準動詞の前でスラッシュを入れます。

接続詞の前

I lived in the village / when I was young.

「because 」や「after」など接続詞の前でスラッシュを入れます。

カンマ、コロン等の前後

At the end of the day, / it was his decision.

「,」「:」など文を区切る記号の前後でスラッシュを入れます。

長い主語の後

The man that we just saw / is a famous singer.

長い主語の場合にカタマリをわかりやすくするためにスラッシュを入れます。

長い目的語の前

I don’t know / what they were doing in their room.

長い目的語の場合にカタマリをわかりやすくするためにスラッシュを入れます。

読み方のコツ

SVOCの五文型を意識して、各ブロックごとに情景をイメージしながら読むのがコツです。

上の例では、

ホテルは / を提供している / 宿泊客に / ウェルカムドリンク / 部屋で

というのをこの順番でそれぞれ脳内にイメージして理解していきます。

絶対にやってはいけないのは、

ホテルは / 宿泊客に / 部屋で / ウェルカムドリンク / を提供している

と日本語の語順置き換えることです。

スラッシュリーディングでは、SVOCの順番に沿って理解する練習をしましょう。

スラッシュリーディングのコツ

スラッシュリーディングを続けるうえでのコツや、初心者が陥りがちな点を解説します。

スラッシュは読みやすいところに入れる

スラッシュを入れるのは、読みやすいところに入れればOKです。

必ず「どこに入れたらいいんだろう」「どうしてここに入れるんだろう」と悩むと思います。

でも神経質にならないでください。

正解があるのではなく、あなたが読みやすいように目印をつけるだけですから。

スラッシュリーディングは初心者のうちに始める

スラッシュリーディングは英語学習の早い段階ではじめましょう。

なぜなら、大人にとって英語を効率よく理解する基礎となるからです。

速読やスピーキングの上達には、英語の語順で理解することがゴールです。返り読みは、学校の和訳試験以外では必要ありません。

スラッシュを徐々に減らしていく

スラッシュを入れることを目的にしないでください。

読みやすくするために入れているもので、実力がついてくるとだんだん必要がなくなってきます。

むしろ、数ヶ月後にはスラッシュなしで読めるように意識を変えていくべきです。

スラッシュを入れるのを目的にしない

スラッシュを正しく入れようと思うばかり、それが目的になってしまうことがよくあります。

テストではないので、正しいかどうかは気にする必要がありません。

あくまでも、自分が「英語の語順で理解」できるようになるための「補助」であることを常に忘れないでください。

スラッシュリーディンのおすすめアプリ・教材

スラッシュリーディングに役立つアプリと教材を紹介します。

スラッシュリーディングのアプリ

スラッシュリーディングが初めてという人は、まずアプリで実践してみましょう。

手軽にスラッシュを入れてくれるアプリとしてPOLYGLOTS (ポリグロッツ)がおすすめです。

POLYGLOTS (ポリグロッツ)は、英語記事などのリーディングを通して勉強できる英語学習アプリです。

アプリ内で読みたい記事を選び、画面下のボタンを押すだけで自動でスラッシュを入れてくれます

レベル別にスラッシュが多い/少ない/なし がワンタップで選べます。

まずは自分でスラッシュの位置を考えて、できないときはスラッシュ機能を参考にすると、区切る力を手軽に鍛えられます。

スラッシュリーディングの教材・本

書籍で学びたい方は以下の教材もおすすめです。

アルクが出版する入門の1000語で構成されたスラッシュリーディング練習用の教材です。

速読音声も付いていて、読解練習後に耳でも理解できるように仕上げられます。少し簡単に思うかもしれないですが、vol.2、vol.3とシリーズ続きがあります。vol.1はKindle Unlimitedで無料で読めるので、まずは試してみて、続きを検討してもいいと思います。

まとめ:読解が速くなるスラッシュリーディングのやり方と効果5つとは|会話力UPにも効果あり

いかがでしたか?

英語をスラスラ読むにも話すにも、英語を英語の語順で頭から処理できる英語脳の能力が必要です。

そのための基礎的な方法がスラッシュリーディングです。

返り読みして日本語に訳していては、なかなか流暢に英語が扱えるようになりません。

スラッシュリーディングで、日本語の語順に直さず理解できる練習を続けていくと、一般的な日本人の英語レベルから頭一つ飛び抜けられるので、頑張って練習してみてください。

その他にも、スピーキング上達に必要な全体像を知ることも大切です。
初心者からスピーキングを上達できた9つの学習法とステップを総まとめ」で解説します。

もしこの記事が良かったと思ったらぜひSNSでシェアしてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました