スラッシュリーディングとは?英語脳でペラペラになるための基本を紹介

英語脳
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「日本語に翻訳せずにスラスラ英会話をできるようになりたい」
「返り読みをやめてリーディングの読む速度を上げたい」
「スラッシュリーディングってどうして効果があるの?」

こんな悩みの方のために、この記事では

・スラッシュリーディングの効果
・スラッシュリーディングのやり方とコツ
・英会話での活かし方

を紹介していきます。

 この記事を書いている人
  • 1年半カナダに住み語学留学や接客業を経験
  • 帰国後、TOEIC880を取得
  • 今はグローバルな外資系企業に勤務
  • 留学当初は英会話力ゼロ

英語を話したり理解するのが苦手な人は、スラッシュリーディング的思考を持つことで、処理スピードを格段に速めることができます。

処理スピードが上がればテンパらなくなり、英会話でも余裕で立ち振る舞えるようになってきます。試験の長文問題もサクサク読んで時間内に終わらせることもできるのです。

スラッシュリーディングは英語脳を作るための第一歩ともいえる技術なので、英会話初心者の方は取り組んでいきましょう。

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スラッシュリーディングとは

スラッシュリーディングは、意味の取りやすいまとまりごとに英文にスラッシュを引き、前から順番に意味を理解していくリーディング方法です。

The only way / to do great work / is / to love / what you do.
唯一の方法 / 良い仕事をするための / = / を愛すること / あなたのやっていること

スラッシュで意味のまとまりを可視化してあげることで一文の文構造がわかりやすくなり、返り読みも防げるようになります。
その結果、英文をすばやく処理できるようになるのです。

繰り返し練習して慣れると、スラッシュを引かなくても自動的に同じ処理ができるようになっていきます。

英語がうまく話せない理由

英語を話そうとすると、頭の中がグチャグチャになったり、よい対訳が見つからなかったりしませんか?

これは日本語ベースで考えた単語や文を、瞬時に英語に訳して話そうとしているからです。

この解決方法は、英語脳を身につけること。日本語を介さず英語だけで考えれば、詰まることなく話せるようになります。

私がカナダで英語がスラスラと出るようになったとき、脳内の処理にある変化が起きていました。

それまでは「とりあえず私の”I”、”行った”話だから”go”、じゃなくて”went to”、、」と考えて話していました。

ですが英語脳ができるにつれて「主語→動詞→目的語など」のように、英語の語順で前から順番に英単語を置いて話す力がついていたのです。英語の語順に慣れると、英語での会話もどんどん楽になっていきました。

そして、この英語の語順で処理するのに必要なのがスラッシュリーディングの技術となります。

英語脳を身につけるには、まずスラッシュリーディングで正しい「英語の処理方法」に慣れていきましょう。

英語脳については「英語脳の作り方 | 大人からでもペラペラになるための2つの勉強法を解説」で解説しています。

スラッシュリーディングの3つの効果

スラッシュリーディングの効果を解説します。

リーディングが速くなる

英文読解時にきれいな日本語に訳していると、返り読みが必要となり時間がかかってしまいます。

スラッシュリーディングなら返り読みや並び替え作業せず、左から右へ英語の語順のままストレートに理解していけるようになり、リーディングが圧倒的に速くなります。

これができると、スピーキングとリスニングといった英会話力も向上します。

さらに、多読もできるようになるので、英会話表現なども増していきます。

スピーキングが流暢になる

リーディングの返り読みが好ましくないのと同じで、話すときも日本語を介してしまうと語順のちがいが障害になってきます。毎回、毎回、英語と日本語の並び順を行ったり来たりして考えるのは単純に疲れるのでムリです。

スラッシュリーディングは前から意味のカタマリごとに理解することで、英語の語順で処理する力がつきます。

話すときもこの語順の思考が必要です。

ネイティブの脳内と同じことをやっているので、スピーキングが圧倒的に楽になります。

リスニングの理解力があがる

英会話ではリーディングとちがって、相手に返り読みの語順で話してもらうわけにはいきませんよね。

言われた言葉をストレートに理解していかないといけないので、英語の語順に慣れておかなければなりません。

その第一歩としてスラッシュリーディングの力が必要です。

スラッシュリーディングのやり方

スラッシュの入れ方には決まりがありません。

五文型を意識しながら、自分にとって読みやすいと感じるところにスラッシュを入れていきます。自分のレベルによるので、入れる箇所が別の人や参考書とちがっていてもOKです。

スラッシュの入れ方を変えた例を見てみます。

We have no idea / which direction they headed.
私はわからない / 彼らがどの方向に向かったか。

We have no idea / which direction / they headed.
私はわからない / どの方向に / 彼らが向かったか。

We have / no idea / which direction / they headed.
私は持っていない / 考えを / どの方向に / 彼らが向かったか。

どれも正解ですが、あなたにとってどれがわかりやすいでしょうか?

「彼らがどの方向へ向かったか、私はわからない」という自然な日本語の語順で考えるのはNGです。頭からそのままの語順で意味をとらえてください。

文章が短いのでわかりやすかったと思いますが、初心者ほど細かく区切り、慣れてきたらスラッシュが少なくなっていきます。

最適な区切り方を見つけるには、とにかく自分なりにたくさん実践することです。自分が心地よい区切り方がだんだんわかってきます。

文法をしっかり勉強しておくことも大切ですね。

具体的な区切る箇所

とはいっても、手がかりなしに区切るのはむずかしいと思うので参考例を書いておきます。

まったくわからないという人は、以下のところで区切って読みやすいか考えていきましょう。

必ずこの通りにスラッシュを入れないといけないわけではありません。

前置詞の前
the baker’s / on the corner

関係代名詞の前
I want something / which is cold.

現在分詞・過去分詞の前
a man / driving a car

接続詞の前
I lived in the village / when I was young.

カンマ、コロン等の前後
At the end of the day, / it was his decision.

長い主語の後
The man that we just saw / is a famous singer.

長い目的語の前
I don’t know / what they were doing in their room.

読み方のコツ

SVOCの五文型を意識して、情景をイメージしながら読むのがコツです。

SVOC関係をはっきりさせることで、長い主語や目的語でわかりにくい英文でも構造が理解しやすくなります。

そして、ホテルが提供している、宿泊客に、ウェルカムドリンクを、部屋内に置いてある、ことをこの順番でそれぞれイメージして把握していきます。

スラッシュリーディングの注意点

初心者が陥りがちな点を解説します。

スラッシュは読みやすいところに入れる

スラッシュを入れるのは、読みやすいところに入れればOKです。

必ず「どこに入れたらいいんだろう」「どうしてここに入れるんだろう」と悩むと思います。

でも神経質にならないでください。

正解があるのではなく、あなたが読みやすいように目印をつけるだけですから。

スラッシュを徐々に減らしていく

スラッシュを入れることを目的にしないでください。

読みやすくするために入れているもので、実力がついてくるとだんだん必要がなくなってきます。

むしろ、数ヶ月後にはスラッシュなしで読めるように意識を変えていくべきです。

話すときもスラッシュリーディングの感覚を

このスラッシュリーディングは、そのままスピーキングの感覚にも活かせます。

日本語をもとに英単語を探して英語の語順に並び直して作文するのではなく、

S → V → O → Cと前から順番に単語を当てはめていく練習を繰り返しましょう。

そうすると英語脳的思考ができ、すらすらと話せるようになります。

スラッシュリーディンができるアプリ

スラッシュリーディングが初めてという人は、まずアプリで確認してみましょう。

手軽にスラッシュを入れてくれるアプリとしてPOLYGLOTS (ポリグロッツ)がおすすめです。

POLYGLOTS (ポリグロッツ)は、英語記事などのリーディングを通して勉強できる英語学習アプリです。

アプリ内で読みたい記事を選び、画面下のボタンを押すだけで自動でスラッシュを入れてくれます。

レベル別にスラッシュが多い/少ない/なし がワンタップで選べます。

まずは自分でスラッシュの位置を考えて、できないときはスラッシュ機能を参考にすると、区切る力を手軽に鍛えられます。

まとめ:スラッシュリーディングとは?英語脳でペラペラになるための基本を紹介

いかがでしたか?

英語をスラスラ話すにも読むにも、英語を前から処理できる英語脳の能力が必要です。

そのための基礎的な方法がスラッシュリーディングです。

これまでのように返り読みしながら日本語に訳していては、なかなか流暢に英語が扱えるようになりません。

スラッシュリーディングで、日本語の語順に直さず理解できる練習を続けていくと、一般的な日本人の英語レベルから頭一つ飛び抜けられるので頑張って練習してみてください。

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