英語を話すスピードを確実に上げる3つの方法と遅い原因

こんにちは、Yukiです。

このように悩んでいる方のために、あなたの話すスピードが遅くなる理由と、対策をご紹介します。

私も英語のスピーキング力ゼロから始めたので、録音した自分の話し方を聞いて「um…の言い過ぎで内容うっす！あれこれ一生懸命話してたつもりなのに、この尺でこれしか伝えられてないの!?」と衝撃を何度も受けたのを覚えています。

そんな私も今では、海外の友人と普通におしゃべりし、仕事でもMTGが成り立つまでにスピーキングがなめらかになりました。

この記事では、何を意識するのが大切で、私がどのような練習をしていたのかシェアします。

ただやみくもに英語を話しても、あんまり改善はされないと思います。

でも効果的な方法でしっかり練習していけば、よりネイティブに近いリズミカルでかっこいい英語が話せるようになりますよ。
グローバルな場でも、自信を持って堂々と話せるようになるので、ぜひ習得しましょう。

初心者はみな英語の話すスピードが遅い

私は英会話初心者でありながら、カナダの語学学校でプレゼンテーションコースに挑戦していました。

お題は日本のことで話しやすい内容なので、アドリブ5割くらいで、一生懸命スピーチをするんです。
プレゼン中は頭の中フル回転、自分的にはがんばって言葉を繋いで、あまりよどみなく話せているつもりでした。

でも撮影していた自分のプレゼンを後で振り返って驚愕しました。

話しているはず時間の半分以上は「あ〜、いえぁ」とか言って、英語が出てこず考え込んでばかりだったんです。

とにかく言葉がつっかえてばかりで話が遅く、尺ばかり使ってたんですよ。だから聞いてて内容が薄い…

ネイティブは1分間に200語(200wpm)くらい話すらしいのですが、英語初心者だと100wpm程度となります。考え込んでばかりで、ネイティブの半分くらいしか言葉が出てきてないわけですね。

英会話に慣れるだけでも多少は改善するものの、やっぱり英語のスピーキング速度が遅い状況が数ヶ月も続きました。

英語を話す速度が遅い原因

一口に話す英語が遅いといっても、細かくみると原因はいくつかあるように思います。

あなたの英語レベル次第で、どこがボトルネックとなっているのかが、ちがってきます。

次の3つの原因のうち、まずは自分が苦手な部分を把握しましょう。

瞬時に言葉が出てこない

まず英会話をはじめたての初心者に考えられるのが、そもそも一語目が出てこないパターンです。

まさにこのスタサプのCMと同じで、「なんて言えばいいんだっけ… I’m……….」みたいに止まってしまうこと、よくありますよね。

この場合、話し始める時点で、文構造の全体像が見えていないから、こういうことが起きるのです。「こんな感じで言おう」って直感的にわかっていないんです。

なので英語初心者は、瞬発力を鍛えてあげる必要があります。

文の途中で詰まる

初心者を脱して少し話せるようになると、ここで詰まります。

英会話をがんばっている人の多くは、この段階を乗り越えられず苦しいのかもしれませんね。
私もかなり苦労しました。

こんな感じで文中で詰まるのですが、これらを乗り越えるのが、英会話学習の醍醐味といえるかもしれません。

よどみなくスラスラと話せるようになったら楽しいですよね。
私は、日本語から直訳して英文の組み立てるのをやめたら、長文でも引っ掛かりなくスムーズに話せるようになりました。

舌が回らない

ある程度、英語が上達して言葉につまらなくなると問題となるのが、発音です。
英文は脳内でできあがってるのに、口が速く動いてくれないんです。

文全体ネイティブのようにはスラスラと話せない、と感じませんか？

ネイティブ英語は早すぎる！あんな速度では口が回らない！って、ほとんどの人が感じるはずです。
それに比べたら、日本人の英語はかなりスローに聞こえますよね。

これはカタカナ発音が原因となるため、ネイティブの省エネ発音を学ぶ必要があります。

英語を話すスピードを上げる方法

原因を分解して把握したところで、それぞれのフェーズで私がどのような練習をしてきたのか紹介します。

順番に解説します。

瞬間英作文で瞬発力をつける

英語の瞬発力が足りない英会話初心者は、瞬間英作文でパッと言葉を発する力を身につけましょう。

瞬間英作文とは、簡単な日本語を数秒以内で英文にするトレーニング。

初心者のときはだいたい、長くてむずかしい文章を英語で話そうとしています。なぜなら、ネイティブの日本語をベースに文を考えているから。
そりゃ、日本語なら複雑な言い回しできますよ、ネイティブなんだから。

それで翻訳を考えすぎてしまって、一言目から出てこなくなるんです。

でも実際は、文は短くていい、シンプルでいい、です。
シンプルな短文を組み立てるクセをつけられるのが瞬間英作文なんです。

詳しいやり方は、次の記事で解説しています。
>瞬間英作文のやり方

英語脳を作ると途中で混乱しなくなる

文の途中で詰まるタイプの人は、英作文の脳内作業をなるべく簡素化して、文頭から最後まで一気に言い切れるようにするとペラペラになれます。

そのためには英語脳を作りましょう。
英語脳とはネイティブと同じように思考して話すことで、日本語を一切使わず、英語だけで考えて話す力のことです。

逐一、日本語から瞬間翻訳して話し続けるのは、ちょっと無理があるんですよね。

これが文中で迷子になる原因です。

だから、ネイティブのように英語で考えて、英語で話すほうがシンプルで自然。
トレーニング次第でできるようになります。

英語脳の作り方については次の記事で紹介します。
>英語脳の作り方

発音がスムーズになる英語喉

英語はある程度話せるけど、ネイティブほどの速さでスラスラ発話できない、という人は発音を徹底的に直しましょう。

特に英語喉と呼ばれる、発”声”方法が見落としがちですね。

日本語は口元で発音するから、ネイティブの速度だと口がついていけないんです。
喉元で発音する感覚をつかんだだけで、なぜネイティブが速いのか体感的に理解できるようになり、実際ついていきやすくなりました。

シュワーやリダクションという発音の省エネ要素も、英語の速さに大きく関わっています。
この辺は発音の参考書に必ず載っているので、まだの人は発音の基礎も必ず理解したほうがいいです。

英語喉の感覚を理解したら、あとはできるようになるまで、シャドーイングで練習しまくるのみです。

詳しくは以下の記事で解説します。
>英語喉の効果と再現方法
>シャドーイングのやり方

アウトプットで練習あるのみ

上記で紹介したことを理解するだけでは、スピーキングの速度は上がりません。

瞬間英作文や英語脳などは、実際の英語を話す練習に何十時間もかけることで、スラスラと話せるようになるんです。

なので英語を話す環境をまず作って、しっかりアウトプットしてみてください。

そうすれば英会話の初心者っぽさが抜けて、英語が上手な人に見えてきますよ。

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まとめ：英語を話すスピードを確実に上げる3つの方法と遅い原因

いかがでしたか？

この記事では、英語の話す速度を上げるための方法を解説しました。

英語を話す速度が遅いのは3つの原因にわけられます。

そして、それぞれに最適な対策法が
・瞬間英作文
・英語脳
・英語喉
の3つです。

自分の苦手な部分を解消するように練習を「大量に」することで、スラスラと言葉が出るようになっていきます。

そうなれば海外に出ても、自身を持って堂々と話せるようになるので、流暢さは重要ですよね。

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