英会話力に直結するシャドーイングの効果とやり方6ステップを解説!

スピーキング力
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「ネイティブの発音だと知っている単語でもぜんぜん聞き取れない」
「シャドーイングで音源についていくのが難しくて効果が見えない」

こんなふうに感じたことはありませんか?

この記事ではシャドーイングの効果、細分化した初心者でもできるやり方、シャドーイングと英会話が同時に上達するコツを解説します。

私は同じYouTube動画を5年以上、数百回以上繰り返しています。

以下の方法でシャドーイングを3ヶ月おこなうと、カナダでの接客業でネイティブの言葉が聞き取りやすくなり始めたことを実感しました。

さらに、半年続けたら発音専門の講師から、「今までの日本人生徒で最も発音が良い、電話なら何人か判別できない」とお墨付きがもらえるまで発音が改善されました。

本記事を読めば、正しく効果的なシャドーイングが継続できるようになり、英会話力をぐんぐん伸ばせるようになります

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シャドーイングとは

シャドーイングは同時通訳者を目指す人のトレーニング方法としても有名で、今ではその高い効果から一般にもよく使われる練習方法です。

音源を聞きながら影(shadow)のように2〜3語遅れて発音していきます。

インプットとアウトプットの両方を同時に行うので、とても効率的にリスニングとスピーキングを上達させることができます。

シャドーイングの英会話への効果

シャドーイングを行うと、主にリスニングやスピーキングといった英会話の能力が鍛えられます。

その中でも私が特に伸びたと感じたのは以下のような能力です。

発音をはやく上達できる

シャドーイングは音源の発音を完ぺきにマネできるまで、このあと紹介する点に注意しながら何度も練習を重ねます。

そうすると、今まで日本人特有の発音・リズムで発していた英語と、ネイティブが発する英語との間の具体的な違いに気づくことができます。

そして音源に沿って発音するなかで自分の発音を修正していくことができます。

歌でも正しい音程を出すには何度も声を発して練習するように、声に発するのが最も発音矯正に効果的な手段です。

またネイティブの音を発するには、日本語では使っていなかった筋肉を使ってネイティブと同じ口のフォームを作ることが必要です。

素振りでバッティングフォームを体で覚えるように、繰り返しの練習でこの英語の筋肉が鍛えられることで、発音がしやすくなっていきます。

英語が聞き取りやすくなる

リスニングが難しい原因のひとつは、相手が発する音が自分の思っているカタカナ発音と違っているからです。

ネイティブの速い英語を聞き取るには、脳内のカタカナ発音から脱却して正しい英語の音・リズムを覚え、この認識違いを直していかなくてはなりません。

誤った音の認識を最速で修正するのに有効な方法が、上記の自分の発音を上達させることなのです。

ネイティブのマネができるということは、音の違いを理解し正しい音を覚えたうえで再現することができているということ。

ここまでできればあなたの脳内は正しい英語の音が刻み込まれている証拠です。

表現力が磨かれる

単語やフレーズはそれ単体で覚えても英会話のなかでは使えません。

なぜなら、どういった文脈で、どのようなニュアンスで使われているのかを理解していないと、自信を持ってその言葉を使うことができないからです。

シャドーイングでは文章の意味も理解したうえで反復するので、効率的に新しい単語や表現を覚えることができます。

「使える!」と思った英語は必ずメモするようにしてください。

シャドーイングでインプットとアウトプットを日々繰り返し、必要なときにメモから表現を引き出せるようにすることで、表現力の幅が広がります。

シャドーイングのやり方

それでは初心者のためシャドーイングのやり方を解説していきます。

いきなり音源の通り発音しろと言われても無理があるため、シャドーイングにたどり着くまでを細かなステップに分けて紹介していきます。

ステップ1. 何も見ずに聞いてみる

まずは英文を見ずに音源を聴いて、どの程度理解できるか確認します。

最初にある程度まとまった分量を一気に聞き、話の流れを考えます。

次に一文ずつ聞きがらながらしっかりと意味をとっていきます。

今の時点ではあまり意味がわかっていなくても心配しなくて大丈夫です。

ステップ2. 文章を読んで意味を理解する

次に英文を読んで内容を理解してきます。

先ほど聞いた内容と比較して、どの程度意味を理解できているか、どのあたりが聞き取れてなかったのかしっかりとチェックします。

聞き取れなかった部分の多くは文頭や、前置詞などの短い単語の付近ではなかったでしょうか?

ステップ3. 「んんん」でリズムをつかむ

ここからは英文を見ながら声に出して練習していきます。

しかし、いきなり音源のように読むのはむずかしいはずです。

そこでまずリズムをつかむ練習をしてきます。

「んんんん」でも「だだだだ」でもなんでもいいので、音源の声にぴったり合わせてリズムを取ります。

このリズムはあなたの発する英語とまったく違うリズムであることに気づくはずです。これが

・英語が速く感じる
・英語を話してもうまく通じない

の原因の本質です。

リズムこそが英語と日本語の大きな違いなのです。

音源のリズムが体になじむまで練習しましょう。

ステップ4. モゴモゴと言ってみる

リズムを覚えることができたら、少しずつ言葉にしていきます。

とはいっても、いきなりはっきり言葉にするのはむずかしいので、モゴモゴ発音と組み合わせて発音します。

コツとして、まずは強くはっきり発音される部分をとらえて言えるようにしましょう。これで文章全体のリズムをとらえやすくなります。

これができたら、その前後の弱く発音される部分をモゴモゴとそれっぽい感じで言えるようにします。

①強い音 → ③弱い音 → ②強い音 → ⑤弱い音 → ④強い音…

英文のリズムは上のような感じなので、まずは①②の強い音をつかみ、続いて間にある③の弱い音をモゴモゴ言えるようにする。①〜③〜②をワンセットで言えるように練習します。

できたら次は、②〜⑤〜④を同じ要領で練習する。

これらをつないでいくと、徐々に文章を通して言えるようになっていきます。

モゴモゴは発音の雰囲気が同じっぽければアバウトでOKです。スムーズに文章通して言えるようになるまで数十回練習しましょう。

ステップ5. 音源通りマネできるように練習

モゴモゴ発音で通して文章をマネできるようになってきたら、徐々に発音を音源に近づけるように「調整」していきましょう。

これもステップ4と同じで、強い音と強い音の間の弱い音を言えるように、はじから順番に潰していきましょう。

弱い音はリエゾンやリダクションでぐちゃっとした音になっていますが、実はここでさっきのモゴモゴ発音の感覚が活きてきます。

日本人は一音ずつはっきりと発音する結果口が回らないためスピードについていけないのですが、実態としてはこのモゴモゴ発音のほうが、英語の弱い音に近いものがあります。

このモゴモゴ発音の感覚を持って練習したほうが口も回りやすくなるので、モゴモゴ発音から具合を調整するように練習するのがおすすめです。

ひとつの音源を数回やってできるようなものではありません。筋肉を鍛えるためにも100回でも200回でも練習しましょう。

ステップ6. 音読で再現する

上記までがシャドーイングの練習ですが、さらに音読を加えると効果的です。

ひとつの音源を覚えるくらいやり込んだら、音源を思い出しながら音読で再現します。

これは記憶から英語のリズムを引き出してアウトプットする練習になり、これを繰り返すと、実際の英会話でも音源や英文に頼らずに自ら自然な英語のリズムを生み出せるようになります。

効果が出ない人が注意すべきこと

シャドーイングは高度な練習法のため、上手にできずに悩む人も多いです。

私が感じたシャドーイングが上達し、かつ英会話力の向上に直結する気づきを紹介します。

文法・単語・発音を事前に学ぶ

シャドーイングはある程度英語力の基礎がある人におすすめの勉強法です。

文法や単語などの知識なしでただ音について声をだしていても効果は得られません。

必ず中学レベルの文法と単語をカバーしてから行うようにしてください。

また基礎知識ゼロでいきなりシャドーイングで発音を学ぶのも非効率です。

事前にフォニックスや発音、リエゾン、リズムなどについて学習していると、それらの実践練習としてシャドーイングが有効活用できます。

発音に関しては「あいうえおフォニックス」というYouTubeチャンネルが楽しくわかりやすくておすすめです。

『あいうえおフォニックス』英語発音 あかるい あ a のフォニックス [#1]

またなめらかに英語のスピードで発音するには、口の基本フォームと発声方法も覚えておくとやりやすくなります。

私は以下のYouTubeでアイデアを得て練習しました。

【英語口を作るトレーニング】ネイティブは“あひる口”で話します!
中学生でもネイティブ英語発音を!2人に英語喉を教えた記録 英語喉出前講義

これらの発音関連の知識を完ぺきに吸収し、練習の場としてシャドーイングに望むのが一番大切な部分だと思います。

スロー再生を活用する

英語が速い場合、上記ステップ3〜5を0.5〜0.75倍のスロー再生でやるのがおすすめです。

私はYouTubeをスロー再生してみて、はじめて日本語と英語の発音方法の決定的な違いに気づくことができました。

それが上記の、英語は思っているよりモゴモゴした発音をしているということです。

ネイティブがどうやって発音しているのかスロー再生で研究してみてください。どうやったらあんなに速く話しているのか分かると思います。

省略された音に注目

強く発音されているところは、日本人でも容易についていくことができます。

問題は音が省略されている弱い発音の部分で、日本人にとってとても速いと感じる部分です。

これがついていけるようになれば英語のリスニングは圧倒的に簡単になります。

弱い音を聞き取るコツは、カタカナ発音を完全に忘れ、「聞こえたものがその単語の発音なんだ」と丸覚えしてしまうことです。

こうして脳内に刻まれたカタカナ音をどんどん書き換え続けていくと、長い文章でもリスニングが楽になっていきます。

継続が足りていない

2週間や1ヶ月続けて効果が感じられていないと思っているならば、もっと長期目線で考えるべきです。

私はシャドーイングを始めて5年以上となりますが、年数が経てば経つほど、指数関数的に大きな恩恵が受けられていることを感じています。

ですが最初の数カ月は何度繰り返しても詰まってスムーズに発音することはできなかったし、リスニングも聞き取りやすくなったとは実感していませんでした。

どちらも明らかに上達が実感できたのは半年から1年経つ頃です。

今でも英語力はやればまだまだ伸びる余地がたくさんあると感じています。

初心者が習慣化するためのコツは以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

シャドーイングにおすすめの教材

私が最もよく使っていたYouTubeやシャドーイングに適した本など、おすすめの教材を紹介します。

最初はYouTubeなど無料教材で試してみて、本の方が学習しやすいと思えば買ってみると良いと思います。

いくつもの教材を同時に使うよりは、お気に入りのひとつを見つけて反復するようにしてください。

Steve Jobs

Steve Jobs' 2005 Stanford Commencement Address

私が2015年からずっと使っている音源です。英語の質もさることながら、論理的な話し方、聞き入ってしまうような間のとり方、そして人生論としても素晴らしい学びがある動画です。

英語でのビジネスプレゼンテーションを視野に入れている方にもおすすめ。

バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika

アメリカのマックでドライブスルー英語!// Lesson at the Drive-thru 〔# 206〕

日常や旅行英会話におすすめなのがバイリンガールちかさんのコンテンツ。

学生時代をシアトルで過ごしたちかさんは英語もネイティブ、明るい人柄で楽しく動画を見れます。

地元シアトルの友人との動画や、旅行、海外移住、英語レッスンなどバラエティ豊富で、そのいずれからも日常英会話の自然な表現を学ぶことができます。

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シャドーイングで有名な教材です。

超入門とありますが、英語レベル自体は中学英語を一通り学んでいないと少しむずかしいと思います。

最初はやさしい内容で習慣づけしやすく、後半は文章みっちりと難しくなって実力アップできる構成になっているのが秀逸です。

後半のむずかしいパートも、文にスラッシュが引いてありスラッシュリーディングのクセ付けをしっかりできます。

まとめ:英会話力に直結するシャドーイングの効果とやり方6ステップを解説!

いかがでしたか?

シャドーイングは非常に効果の高い練習法で、発音や表現力を軸にリスニングとスピーキングを同時に強化してくれます。

高度な練習でもあるので、いきなり音源そっくりに発音せず、本記事の細分化したステップを踏んでじっくり確実にものにしてください。

シャドーイングが習慣づけば英会話がとても楽になり、ネイティブとの会話や旅行で自由に思いを表現できるようになります!

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