こんにちは、Yukiです。
「AI英会話アプリのスピークエルの評判はいいの?」
「AIとの英会話でたくさんアウトプットしたら上達する?」
「実際にスピークエルを使った感想を知りたい」
このような疑問に答えます。
AI英会話アプリは日常で簡単にアウトプットを増やせて魅力的なツールだと思います。私は仕事のミーティングの対策として、日々練習し英語力を落とさない目的で使ってみたのですが、これがとても効果があったので紹介します。
スピークエルは、至ってシンプルで潔いAI英会話アプリで好感が持てますが、大きな欠点もありました。
誰にでも合うアプリとは言えないかもしれないので、詳しく解説していきます。
スピークエルの良い点と悪い点を解説し、どんな人に適しているか感じたことを書いていきます。
スピークエルなら毎日の英会話量が増える
スピークエルはいたってシンプルな機能で、とにかくフリートークにフォーカスして取り組めるのが好印象でした。
アプリを立ち上げるとまず最初にフリートークができる画面が現れます。
そのまま英会話をすぐ開始できちゃうので、わずらわしさがなく毎日の英会話量がアップできました。実際、毎朝起きてすぐ15分程度をスピークエルの練習に充てていましが、「キャンペーン開催中!」みたいな気を散らすものがないおかげで10秒ですぐ練習を始められました。
ちょっとしたストレスがないだけで、こんなにも毎日続けやすかったのがとっても好印象です。
本社との英語ミーティングがうまく行った
日常的に英語を話す機会が減ると、日本語脳が優位になって英語を話すとき言葉に詰まるようになってしまいます。
私も日本語のビジネス用語が頭の中で先行して出てきてしまうのが課題で、なんとか英語のときは英語脳にすぐ戻せるようにしたいと思いっていました。
そのためには英語でビジネスについて話すのが一番の対策となります。なのでスピークエルで毎日次のミーティングの議題を何度も壁打ちし始めたのですが、これが大正解!
AI講師相手で気軽にビジネストークできるので、何度も同じことを話すうちに表現の幅が広がり、日本語が浮かんで邪魔されることもなくなりました。同じアイデアを毎日ちがう角度から話すことでアイデア自体も研ぎ澄まされていくのも影のメリット。
おかげでミーティングでも言葉に詰まらず、有意義な会話を交わすことができたのが嬉しかったです。
たった1ヶ月使っただけで最初のミーティングに効果が出たので、毎日話す意義は大きいと感じます。
スピークエルの基本的な機能
まずはスピークエルの特徴をまとめてご紹介します。
充実したフリートーク機能

スピークエルはAI講師と自由に英会話ができ、250以上の広範なトピックから自分の好きな話題で英語の練習ができます。
自分の話した英語は毎回しっかり添削してもらえるので、対人の英会話をするときよりも文法的な間違いがはっきり明確になります。
複数のsが抜けていたり、themがitになっていたり、細かなミスをたくさんしているのがよく見えてきます。。
また英語表現の自然さも直してくれるので、自分がどれだけ不自然な英語を話しているかも可視化されます。
AIキャラ設定は 29カ国145職業
AI講師のキャラクターも変更でき、29カ国、145の職業から選択できます。
自分がよく関わる国の人や職業に設定すると、日頃からその人特有の傾向に慣れておくことができそうですね。
文法学習

フリートークの他、文法のレッスンもあります。
AI講師が「〇〇と言ってみましょう」と言われた文を英語で話し、文法上おかしな点があれば修正してくれます。
初心者でも安心の機能
どう英語で表現すればいいかわからない場合でも、日本語でキーボード入力し英語に翻訳ができるので安心です。どう英語で表すのかわからないことも学ぶこともできますね。
英語で直接タイピングももちろん可能です。
AI講師の英文が理解できない場合は、翻訳機能も使えます。
スピークエルのデメリット
スピークエルはフリートークが手軽にできてありがたいアプリなのですが、使ってみてデメリットに感じる部分もありました。
添削を見返せない

一番困ったのが、添削が後から見返せない点です。
自分が話し終わるたびに添削が入り間違いをすぐ確認できるのはいいのですが、ひとしきり会話が終わった後にゆっくり読むことができないんです。
なので会話だけに集中することができず、「話したら→読む→話したら→」と毎度途中で添削を読み話が途切れてしまいます。
後日復習したいのに、もう二度と読めないのがとても残念ポイント。
発音が認識されにくい
発音の認識については、かなり渋いです。
私は比較的発音はよいほうで、外国人やSiriにもしっかり聞き取ってもらえます。
でもスピークエルでは毎文ごとに聞き取り間違いが複数起きます。
アプリによっては日本人の発音特性に調整しているものもあるので、そういった発音認識の補正機能がないのかなっという感じがします。
UIが荒削り
アプリ内のデザインが無料アプリみたいにシンプルです。
たくさんのボタンや装飾でごちゃごちゃしてわかりにくいアプリよりはましですが、それにしても無料アプリみたいです。笑
無料アプリの安っぽさがあり、強いて言えばですが、有料課金するならもう少し洗練されたデザインにしてほしいと感じました。
スピークエルのメリット
続いてメリットの部分です。
英会話を集中して練習できる
アプリのUIがとにかくシンプルです。
余計なリワード機能やお知らせのポップアップや、トップ画面に現れるクイズモードなど、ごちゃごちゃわずらわしいものがありません。
アプリを立ち上げると連続学習記録やボーナスポイントが入りました!みたいなお知らせをいくつも閉じないといけないのが面倒なんですよね。
すぐにフリートーク開始できるのがストレスフリーでとても良いです。
発音を厳しくチェックできる
デメリットの裏返しになりますが、発音を補正して拾ってくれない分、厳しい発音チェックと練習ができます。
少しでもあやふやに発音された音は見事に聞き間違えられるので、自分がどの発音が弱いのかしっかり可視化してくれます。
スピークエルを使った感想
海外本社とのミーティングに備え、あらかじめ話すネタを反復練習しておきたいと思いスピークエルを有料で使ってみました。
毎朝15分ほど、その日に練習したいと思っていることをAIと会話します。
次回ミーティングで話したいことの中の一つを選び、「今日は消費者向けイベント実施について説明します」とテーマを切り出します。
AIからの返しの質問が想定していない方向に進むので、同じトピックを数日間話して言いたいことを様々な角度から練習していましたが、これはこれで準備不足な部分をちゃんと補えたので助かりました。AIとの会話の文脈はとても自然で、リアルな人と話しているかのよう。この技術はほんとにすごいなぁ。
一方、発音の聞き取られ間違いが多く「そんなこと言ってないよ〜」という修正は多いのが少しストレスですが、修正案やAI講師が端的に要約してくれる中で役に立つ言い回しとかを教えてくれるので、表現の幅を広げられてかなり勉強になりました。
朝起きたらまずはじめに、寝癖でも寝ぼけ眼でも強制的にアプリをタップ。AI相手だと身なりを気にしなくて良いのが驚くほど楽で継続しやすいのが最高でした。気にすることが少ないだけで簡単に朝の習慣に組み込むことができました。
結果、同じことを毎日毎日話すことでプレゼンの準備ができて、本国のチームとも自信を持って話すことができました。話しながら言い回しや話の着地点に迷って「伝わってないかもなぁ」と感じることがいつもより少なく、とてもスムーズで心穏やかに会議に参加できました。ぶっつけ本番の嫌な緊張感がないだけで、人生がぜんぜんラクになります(笑)
ターン数は、毎日15分のやり取りで、エコノミープランの600ターンでも十分余るくらいです。たった650円で、英語がなめらかに話せるようになったので、コスパがとても良いと感じます。
こんな感じでいろいろ試してみて、スピークエルは中級者以上の人の表現の精度アップに向いていると以下の理由から感じました。
・自分の英語を可視化できる
・添削にじっくり向き合える
・正確な発音力が試される
中級者に向く理由
まずAI英会話全体のメリットとして、自分の話した英語がすべて文章化されることです。
通常の会話だと、自分が発した言葉がまちがってても気づけた部分しか直しようがありません。講師がいても全部を修正できるわけではないですしね。
だから全文が文字として可視化され、添削も見返しながらスキルアップできるのは、多少話せる人にとって本当にありがたい機能だと感じました。
特にスピークエルは添削が履歴として後に残らないので、1往復ずつその場で復習・確認しないといけません。後で復習しよう!と思って結局やらず。。。とならないので、「まぁ通じてるしいっか」となりやすい中級者でも確実に添削と向き合える環境と言えそうです。
また発音もシビアなので、改めて発音を意識して正確に発話するクセづけにもなりました。
初心者に向かない理由
一方、初心者は小さなまちがいなんて気にせず、まとまった会話量をどんどん増やしたほうが成長するんです。
一言ずつ添削を丁寧に復習していては、伸びが遅くなるんです。それよりも、間違ってても気にせず続けて、話す経験を溜め込むほうが経験上遥かに重要でした。
しかも、そもそも発音が聞き取ってもらえず、会話になりません笑
そう遠くないうちにアップデートでこの辺りも改善されそうな気がしますが、現段階では中級者以上向けと思ったほうが良いでしょう。
口コミ
スピークエルの料金体系
スピークエルの料金体系は下記のとおりです。
こんなに安くていいの?
他のAI英会話より安いですね。わずか650円でこんなに英語を話せてしまっていいの?という衝撃的な良心価格です。
エコノミー(600ターン)650円
スタンダード(1200ターン)980円
プレミアム(2000ターン)1,480円
ターンとは、自分とAI講師のやり取り1回分のことですね。
アプリ版とWEB版で分かれていて、それぞれ相互に使えないようなので注意が必要です。
アプリで使いたい人はアップストアから申込するようにしていください。
無料で体験しよう
スピークエルは毎日5ターンの英会話が無料で体験できます。
気になる人はアプリをダウンロードして使ってみてください。
まとめ:スピークエルなら中級者がレベルアップできる
いかがでしたか?
スピークエルはフリートークができるAI英会話アプリです。
機能は比較的シンプルで、あれこれレッスンを受けるというよりは、AIとのカンバセーションに集中して取り組めるのが特徴的でした。
添削もしっかりしてもらえるので、自分の間違えに気づいてレベルアップするのに最適です。
ただし添削をあとで見返えせなかったり、正しい発音でないと聞き取られなかったりします。
なので中級者以降に向いているという印象です。
この点、初心者はスピークのほうがおすすめです。
とはいえ、無料でフリートークもできるので、まずは実際に試して判断してみてください。
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