スピーキングが伸びるインプットとアウトプット学習の最適なバランスとは? 2:8が理想 | 旅英ブログ
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スピーキングが伸びるインプットとアウトプット学習の最適なバランスとは? 2:8が理想

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①英語脳を作る

こんにちは、Yukiです。

「英語が話せるようになりたいけど、どれくらいアウトプットに注力したらいいの?」

「学生時代にインプットした英語で十分?」

「参考書とかも活用すべき?」

このような悩みの方のために、私が英語が話せるようになる過程で、インプットとアウトプットをどのように実践していたのか、具体例を交えて紹介します。

この記事を書いた人:Yuki
  • カナダで1年半の語学留学と接客業を経験
  • 現地ホテルのフロントデスク勤務(インターン)
  • 対策なしでTOEIC 880取得
  • EU系外資企業に勤務中
  • カナダ渡航時は英会話力ゼロスタート
  • 夢は自由に好きな国で暮らすこと
  • このサイトでは、英語を当たり前にし、ときめく生き方を海外で見つける方法を紹介しています。

結論、スピーキングを伸ばす段階ではインプットは2割、アウトプットは8割くらいが理想かと思います。

私はこの割合で学習を続けて、2ヶ月後にはボロボロながらもなんとか授業でプレゼンができるようになりました。

働きながら学んでいる人でも半年〜1年くらいこの方法で頑張れば、思ったことをある程度まとめて発表できるくらいにはなると思います。

イン2:アウト8の理由

私はインプット時間の約4倍くらいアウトプットをしていたことで、学習開始前とは比にならないほど英会話力が上達しました。

なぜ昔の自分は英語が話せなかったのか、今となればとても明確です。
それは単純に、あの頃やっていた日本式英語教育では、アウトプットの練習が圧倒的に足りてなかったからなんです。

今では、当時とは比にならないほど英語を口に出しています。

アウトプットを増やしたおかげで、瞬時に英文を組み立ててスラスラと話せるようになりました。

では、なぜアウトプットを増やすと話せるようになるのか?を見ていきます。

アウトプットが必要な理由

スピーキング上達には、アウトプットを通して以下の2つの能力が鍛える必要があるからです。

アウトプットで鍛えられる能力
  • 基礎単語を使いこなせるようになる
  • 文を組み立てる力がつく

「基礎単語を使いこなせるようになる」とは、簡単な英単語であらゆることを言えるようにするということ。

これ、なんて言うんだろう?って詰まることが多いと思うんですが、実のところ基礎的な英語だけで多くの日常会話カバーすることができます。そういった便利な単語を自分のものとしてマスターするには、繰り返し使って練習することが必要なんです。

また「文を組み立てる力がつく」とは、そのままですね。英語と日本語は語順がちがうので、英語の語順で即興で単語を並べるのって混乱しますよね。ここは何度も練習するしかないんです。たくさんアウトプットしたことで、徐々にですが私も英語の語順でも混乱せず組み立てられるようになりました。

しっかり英語を学んできた方なら、すでに数千の英単語知っているはずです。これらの知識だけで十分英語は話せます。

あとはその使い方の問題です。バットで素振りを練習するように、スムーズに脳と口が動くまで練習するのです。

アウトプットで鍛えられる能力
  • 基礎単語を使いこなせるようになる
  • 文を組み立てる力がつく

>英語を話す機会がない!日本でたくさん外国人と喋れる場所・サービス13選

インプットは従来のやり方ではダメ

たくさん参考書で学んでいても、なかなかスピーキングが伸びる実感はできないですよね。
私も単語帳でいっぱい暗記してきたのに、英会話では言葉が出てこなかったんです。そしていつもこう思います。

「まだまだ語彙力が足らないんだなぁ。」

でもこの考えは間違っていました。
英語が話せる今考えると、すでに当時は十分なくらい英単語を知っていたんです。

じゃあなぜ話せないのか?
それは会話に必要な単語を理解していなかったからです。会話に必要な単語って、たとえばどんな単語?
答えは、Getとかoutとかofとかです。

ウソでしょと思うような基本単語と、それらの組み合わせで会話はできちゃうんですよ。その事実や便利な使い方を、昔の私はただ知らなかっただけでした。

だから「英会話向け」のインプットを改めて続ける必要があるのです。でも比重は2割くらいでOK。覚えた言い回しを忘れないために、5回10回とアウトプット練習を重ねるほうが今は大切です。

インプットの知識はどこから仕入れる?

では便利な英単語の使い方をどうやって学ぶのかいいの?おすすめの単語帳は?と知りたくなりますが、私は参考書は持っていませんでした。

便利な会話英語は
  • リアルな世界から学ぶ
  • 自身の失敗から学ぶ

ベストな方法は、リアルな世界から学びましょう。
単語帳だと紙と向き合ってるだけなので、覚えにくいし、そこに書いてあることを文字通り覚えることしかできません。

でもリアルで学ぶと、話の流れや景色、人物といった映像情報があるので①記憶に残りやすく②その単語が使われる正しい文脈も理解できることに気づきました。

留学して実体験のなかで覚えるのが1番いいと思います。でも国内にいてそれがむずかしいなら、YouTubeなどの動画を活用しましょう。私も、気になった単語を何度も聞き返せるので、かなり動画から言葉を覚えました。動画なしではこれほど上達できなかったとも思います。

言葉とは、空気感です。対訳をピンポイントでただ暗記するのではなく、それが使われるイメージや意味合いとともに覚えるようにしたら、自分の英会話に生き生きと出てくるようになりました。

また実際に英会話をしていて言えなかった英語表現を、後で調べて次に活かすということも欠かさずやりました。

英会話中にうまく言えなかった英語を復習すると、かなり記憶に残ります。「言葉が出てこなかったな〜」と感じた悔しい実体験というのは、強く印象に残るからです。

しかもそれは「まさに自分が言いたかった言葉」なんですよ。自分事として重要な英語でもあるから、余計に一発で覚えやすいんですね。

自分が言えなかった失敗体験から、何百もの英語表現を覚えてきました。この上ない良質なインプットといえますよね。

私の英語学習生活のリアルを紹介

私が実際どんな感じでインプットとアウトプットをしていたのか、イメージが湧きやすくなると思うので紹介します。

私はカナダに住んで英語を学んでいたため、1日8時間以上は英語に触れる環境にいました。

最初の半年は語学学校に通い、トータル1年半のカナダ滞在が終わったあとは英語が必須の仕事に就けるまでに成長しました。

この間にどのようにインプットとアウトプットをしていたのか、具体的に紹介したいと思います。

スピーキング初心者期

まだ英語をぜんぜん話せなかった頃は、カナダの語学学校に通っていました。

英語オンリーポリシーの厳しい学校だったので、授業中はもちろん、休憩時間も含め校舎内では100%英語だけです。初心者はつい日本人同士なら日本語で話したくなるので、これは初期の学習ペースづくりにとても役立ちました。

授業は一般にインプットに含まれるかと思いますが、語学学校ではただ授業を聞くというより、先生や生徒といつも積極的に会話する場所という感じだったので、アウトプットに含めています。

日によって以下のようなことをしていました。

アウトプット:平均8時間


・授業(9時〜15時)
・休憩時間の友達との会話
・授業後の遊び、アクティビティ
・帰宅後のホストマザーやメイトとの会話

インプット:平均1〜2時間


・通学時間の英語ネットサーフィン
・宿題
・就寝前の英語系YouTube視聴

授業後は学校主催のアクティビティ、外国人を交えたお買い物やパーティ、日本人の集い(会話も日本語)など、日によってさまざま。

ホームパーティも、知らない人の誕生日会などに参加するのもアリなので(笑)、ちょこちょこありました。

ただ、やっぱり英語に自信がないしすぐに疲れてしまうので、日本語で会話する機会も多かったのは反省ですね。

半年の語学学校を終える頃には、ビジネスコースの修了や現地系飲食店の接客アルバイトに受かるなど、決してペラペラとは言えないまでもなんとか英語で生活する基盤ができるくらいまで成長できました。

スピーキング初級〜中級期

半年の語学学校を終えたあとは、カナダ企業の飲食店やホテルのフロントデスクのインターン勤務をしていました。

アウトプット:平均8〜11時間
・アルバイト5〜10時間 (英語のみ)
・フロントデスク見習い 6時間(英語のみ)
・外国人・日本人混合での休日
・ランゲージエクスチェンジ

インプット:平均2時間
・朝の英語系YouTube視聴
・英語ネットサーフィン
・移動中の洋書多読
・移動中の洋楽の清聴

このあたりは、最初の半年で築いたスピーキングの基礎をどんどん活用して、実践で試行錯誤を繰り返す1年間でした。

この頃は日本人のいない職場を基本的に探していたので、丸一日外国人と英語で過ごすなんて日もよくありました。
そのため英会話力がぐんぐん伸びて楽しい時期です。

レジャー情報なんかは現地のサイトを読むのが中心でしたね。

インターン先が遠かったので、道中に洋書を読んだり、洋楽を聞き取っていたのはかなり良いインプット練習になりました。
洋楽の歌詞がはじめてはっきり聞こえたときの感動は、いまも鮮明に覚えています。

かなり強度高めで英語環境を作っていたので、英語でのコミュニケーションも自分のなかで当たり前になり、外国人の友達ともストレスなく1日遊べるようになってきました。

イメージは湧いたでしょうか?
国内ではこうはいかないですが、学習時間中はできる限り詰め込んで英語を話すようにして、短期間で成長がみえるようにしたいですね。

英単語をうまく使いこなすコツ

「基礎単語を使いこなせるようになる」と上でお話しました。この使いこなせる単語を運用語彙といいます。

ただ、運用語彙を増やすと簡単に言っても、

そううまくいかないから困ってるんだ!

というのが本音。

より簡単に運用語彙を増やしてスピーキングが上達するためには、ちょっとしたコツがあるんです。

それは単語を覚えるときに、事象と英語をダイレクトにリンクして覚えるというもの。

意味と英語のセットを覚えるのではなく、こうゆう状況では〇〇を使うという感じで記憶するのです。

こうすると本当にびっくりするくらいサクッと英語が出てきます。

考えて見れば当たり前ですよね。私たちが日本語を話すときは、伝えたい事をそのまま日本語にしています。間に別の言語をはさんだりしませんよね。
(でも英語ではやってしまっています)

もちろん英語を覚えるときは上述した通り、単語帳からではなく、ネイティブの話す動画を活用します。

これなら英語ネイティブと同じ脳内処理となるので、いろんな単語を思い通りに使いこなせるようになるんです。

このような処理ができると、英語脳が作られていきます
私も集中的にこのトレーニングを積んで、英語で働けるまでになりました。英語脳の作り方やその他のコツは、下記の記事で詳しく解説しています。

>英語脳作り方

まとめ:スピーキングが伸びるインプットとアウトプット学習の最適なバランスとは? 2:8が理想

いかがでしたか?

英語を話せるようになるときに、私はインプット2:アウトプット8で成長を強く実感できました。

英会話では、基本的な単語をしっかり運用できる力が必要です。

そのためにはネイティブの動画などで実践的なインプットして、何倍もの時間をかけて練習することです。

そのときに英語脳を作ることを意識すると、言葉につまらずスムーズに話せるようになるんです。

英語脳の作り方は、以下の記事を参考にしてください。

>英語脳作り方

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