中級者必見|シャドーイングの効果3つと英会話力が劇的に伸びるやり方を解説! | 旅英ブログ
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中級者必見|シャドーイングの効果3つと英語力が劇的に伸びるやり方を解説!

本サイトは一部にPRを含みます。

③英語脳で話す

「シャドーイングで音源についていけない。やり方はあってるのかな?」
「ネイティブの発音だと、知っている単語でもぜんぜん聞き取れない」
「もっとネイティブっぽい発音ができるようになりたい」

こんなふうに感じたことはありませんか?

この記事ではシャドーイングの効果、初心者でもできる簡単なやり方を紹介します。

この記事を書いた人:Yuki
  • カナダで1年半の語学留学と接客業を経験
  • 現地ホテルのフロントデスク勤務(インターン)
  • 対策なしでTOEIC 880取得
  • EU系外資企業に勤務中
  • カナダ渡航時は英会話力ゼロスタート
  • 夢は自由に好きな国で暮らすこと
  • このサイトでは、英語を当たり前にし、ときめく生き方を海外で見つける方法を紹介しています。

私はひとつの動画を5年に渡り千回以上繰り返しています。ここで紹介する方法でシャドーイングを3ヶ月おこなったところ、カナダで接客業をしていてネイティブの言葉が聞き取りやすくなったのを実感しました。

さらに半年続けたことで発音のネイティブ講師から、「今までの日本人生徒で最も発音が良い、電話なら何人か判別できない」とお墨付きがもらえるまで発音が改善されました。

本記事を読めば、正しく効果的なシャドーイングが継続できるようになり、英会話力をぐんぐん伸ばせるようになります

このサイトでは、「英語脳を作ってスピーキング力UP」する方法をシェアしています。
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スピーキングが上達する学習法はこちら
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シャドーイングとは

シャドーイングは同時通訳者を目指す人のトレーニング方法としても有名で、今ではその高い効果から一般にもよく使われる練習方法です。

音源を聞きながら影(shadow)のように2〜3語遅れて発音していきます。

インプットとアウトプットの両方を同時に行うので、とても効率的にリスニングとスピーキングを上達させることができます。

シャドーイングの英会話への効果

シャドーイングを行うと、主にリスニングやスピーキングといった英会話の能力が鍛えられます。

その中でも私が特に伸びたと感じたのは以下のような能力です。

発音が上達する

シャドーイングは音源の発音を完ぺきにマネできるまで、このあと紹介する点に注意しながら何度も練習を重ねます。

そうすると、今まで日本人特有の発音・リズムで発していた英語と、ネイティブが発する英語との間の具体的な違いに気づくことができます。

そして音源に沿って発音するなかで自分の発音を修正していくことができます。

歌でも正しい音程を出すには何度も声を発して練習するように、声に発するのが最も発音矯正に効果的な手段です。

またネイティブの音を発するには、日本語では使っていなかった筋肉を使ってネイティブと同じ口のフォームを作ることが必要です。

素振りでバッティングフォームを体で覚えるように、繰り返しの練習でこの英語の筋肉が鍛えられることで、発音がしやすくなっていきます。

英語が聞き取りやすくなる

リスニングが難しい原因のひとつは、相手が発する音が自分の思っているカタカナ発音と違っているからです。

ネイティブの速い英語を聞き取るには、脳内のカタカナ発音から脱却して正しい英語の音・リズムを覚え、この認識違いを直していかなくてはなりません。

誤った音の認識を最速で修正するのに有効な方法が、上記の自分の発音を上達させることなのです。

ネイティブのマネができるということは、音の違いを理解し正しい音を覚えたうえで再現することができているということ。

ここまでできればあなたの脳内は正しい英語の音が刻み込まれている証拠です。

表現力が磨かれる

単語やフレーズはそれ単体で覚えても英会話のなかでは使えません。

なぜなら、どういった文脈で、どのようなニュアンスで使われているのかを理解していないと、自信を持ってその言葉を使うことができないからです。

シャドーイングでは文章の意味も理解したうえで反復するので、効率的に新しい単語や表現を覚えることができます。

「使える!」と思った英語は必ずメモするようにしてください。

シャドーイングでインプットとアウトプットを日々繰り返し、必要なときにメモから表現を引き出せるようにすることで、表現力の幅が広がります。

シャドーイングのやり方

それでは初心者のためシャドーイングのやり方を解説していきます。

いきなり音源の通り発音しろと言われても無理があるため、シャドーイングにたどり着くまでを細かなステップに分けて紹介していきます。

ステップ1. 何も見ずに聞いてみる

まずは英文を見ずに音源を聴いて、どの程度理解できるか確認します。

最初にある程度まとまった分量を一気に聞き、話の流れを考えます。

次に一文ずつ聞きがらながらしっかりと意味をとっていきます。

今の時点ではあまり意味がわかっていなくても心配しなくて大丈夫です。

ステップ2. 文章を読んで意味を理解する

次に英文を読んで内容を理解してきます。

先ほど聞いた内容と比較して、どの程度意味を理解できているか、どのあたりが聞き取れてなかったのかしっかりとチェックします。

聞き取れなかった部分の多くは文頭や、前置詞などの短い単語の付近ではなかったでしょうか?

ステップ3. オーバーラッピングでリズムをつかむ

文章の意味が理解できたら、リズムをつかむ練習をしていきます。

リズムがずれていると、どんなに頑張って音源をマネしても口が回らず、ネイティブの速度についていけないからです。でもここでリズムだけに集中して特訓すると、その後シャドーイングの難易度がとても下がってきます。

リズムの特訓にはオーバーラッピングがおすすめです。オーバーラッピングは音源にぴったり重ねて発話する練習なので、自分と音源のリズムの差が明らかになります。このちがいを追求していくと、だんだん英語のリズムが身についていきます。

詳しいやり方は「オーバーラッピングで英語がネイティブ発音になる?シャドーイングと組み合わせると効果バツグン!」で紹介します。

ステップ4. 音源通り発音できるようにシャドーイング

リズムがネイティブ音声と合ってきたら、いよいよシャドーイングの時間です。

オーバラッピングで覚えたリズムを崩さないように、音声を聞きながら3語くらい遅れて発音していきます。

シャドーイングではスクリプトは見ずに、目をつぶって耳と口に全意識を集中させます。

うまくできなかったら、オーバーラッピングに戻ってやり直してもOK。

一文を数回やってできるようなものではありません。口の筋肉を鍛えるためにも50回、100回でも練習しましょう。

ステップ5. 音読で再現する

上記までがシャドーイングの練習ですが、さらに音読を加えると効果的です。

ひとつの音源を覚えるくらいやり込んだら、音源を思い出しながら音読で再現します。

これは記憶から英語のリズムを思い出してアウトプットすることになり、英語らしいリズムがものすごく定着してくれます。こうしてリズムが身につくと、自然と自分の話す英語がネイティブらしい音になっていくのでおすすめです。

効果が出ない人が注意すべきこと

シャドーイングは高度な練習法のため、上手にできずに悩む人も多いです。

私が感じたシャドーイングが上達し、かつ英会話力の向上に直結する気づきを紹介します。

文法・単語・発音を事前に学ぶ

シャドーイングはある程度英語力の基礎がある人におすすめの勉強法です。

文法や単語などの知識なしでただ音について声をだしていても効果は得られません。

必ず中学レベルの文法と単語をカバーしてから行うようにしてください。

また基礎知識ゼロでいきなりシャドーイングで発音を学ぶのも非効率です。

事前にフォニックスや発音、リエゾン、リズムなどについて学習していると、それらの実践練習としてシャドーイングが有効活用できます。

発音に関しては「あいうえおフォニックス」というYouTubeチャンネルが楽しくわかりやすくておすすめです。

またなめらかに英語のスピードで発音するには、口の基本フォームと発声方法も覚えておくとやりやすくなります。

私は以下のYouTubeでアイデアを得て練習しました。

これらの発音関連の知識を完ぺきに吸収し、練習の場としてシャドーイングに望むのが一番大切な部分だと思います。

スロー再生を活用する

英語が速い場合、上記ステップ3〜5を0.5〜0.75倍のスロー再生でやるのがおすすめです。

私はYouTubeをスロー再生してみて、はじめて日本語と英語の発音方法の決定的な違いに気づくことができました。

それが上記の、英語は思っているよりモゴモゴした発音をしているということです。

ネイティブがどうやって発音しているのかスロー再生で研究してみてください。どうやったらあんなに速く話しているのか分かると思います。

省略された音に注目

強く発音されているところは、日本人でも容易についていくことができます。

問題は音が省略されている弱い発音の部分で、日本人にとってとても速いと感じる部分です。

これがついていけるようになれば英語のリスニングは圧倒的に簡単になります。

弱い音を聞き取るコツは、カタカナ発音を完全に忘れ、「聞こえたものがその単語の発音なんだ」と丸覚えしてしまうことです。

こうして脳内に刻まれたカタカナ音をどんどん書き換え続けていくと、長い文章でもリスニングが楽になっていきます。

継続が足りていない

2週間や1ヶ月続けて効果が感じられていないと思っているならば、もっと長期目線で考えるべきです。

私はシャドーイングを始めて5年以上となりますが、年数が経てば経つほど、指数関数的に大きな恩恵が受けられていることを感じています。

ですが最初の数カ月は何度繰り返しても詰まってスムーズに発音することはできなかったし、リスニングも聞き取りやすくなったとは実感していませんでした。

どちらも明らかに上達が実感できたのは半年から1年経つ頃です。

今でも英語力はやればまだまだ伸びる余地がたくさんあると感じています。

初心者が習慣化するためのコツは以下の記事にまとめていますので参考にしてください。

シャドーイングにおすすめの教材

私が最もよく使っていたYouTubeやシャドーイングに適した本など、おすすめの教材を紹介します。

最初はYouTubeなど無料教材で試してみて、本の方が学習しやすいと思えば買ってみると良いと思います。

いくつもの教材を同時に使うよりは、お気に入りのひとつを見つけて反復するようにしてください。

Steve Jobs

私が2015年からずっと使っている音源です。英語の質もさることながら、論理的な話し方、聞き入ってしまうような間のとり方、そして人生論としても素晴らしい学びがある動画です。

英語でのビジネスプレゼンテーションを視野に入れている方にもおすすめ。

バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika

日常や旅行英会話におすすめなのがバイリンガールちかさんのコンテンツ。

学生時代をシアトルで過ごしたちかさんは英語もネイティブ、明るい人柄で楽しく動画を見れます。

地元シアトルの友人との動画や、旅行、海外移住、英語レッスンなどバラエティ豊富で、そのいずれからも日常英会話の自然な表現を学ぶことができます。

みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング

この一冊で音読、リスニング、リピーティング、シャドーイングをすべてパッケージしてトレーニングできる有名な教材。

シャドーイング含め、英語力が伸びる方法を体系的に教えてくれるので、この書籍は持っておいて損はないです。というか学習に何していいかわからない人にはとても参考になると思います。

まとめ:中級者必見|シャドーイングの効果3つと英語力が劇的に伸びるやり方を解説!

いかがでしたか?

シャドーイングは非常に効果の高い練習法で、発音や表現力を軸にリスニングとスピーキングを同時に強化してくれます。

高度な練習でもあるので、いきなり音源そっくりに発音せず、本記事の細分化したステップを踏んでじっくり確実にものにしてください。

シャドーイングが習慣づけば英会話がとても楽になり、ネイティブとの会話や旅行で自由に思いを表現できるようになります!

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