PR

効果的に英会話力を高める英語の音読5ステップを解説

本サイトは一部にPRを含みます。

③英語脳で話す

こんにちは、Yukiです。

「ちょっと長い英語を話されると意味が理解できない」

「カタカナ英語感が強くて、もっとネイティブみたいな発音がしたい」

こんな悩みをお持ちではないですか?

英語は語順が日本語とちがうので理解するのは大変だし、ネイティブの発音って自分の思っているものとぜんぜん違うように聞こえますよね。

この記事では、このような悩みを解決するための英語音読の効果や正しいやり方や、気をつけるべきポイントを紹介していきます。

この記事を書いた人:Yuki
  • カナダで1年半の語学留学と接客業を経験
  • 現地ホテルのフロントデスク勤務(インターン)
  • 対策なしでTOEIC 880取得
  • EU系外資企業に勤務中
  • カナダ渡航時は英会話力ゼロスタート
  • 夢は自由に好きな国で暮らすこと

私はひとつの15分ほどの音声教材を5年以上リピートしていますが、発音を総合的に練習できているため「日本人のアクセントはほとんどない」と外国人からもよく言ってもらっています。

またリスニング力と理解力も高まっているので、フリートークでも問題なくさまざまな話題を話せるようになっています。

このブログでは英会話で旅行を楽しめるように、英会話力0から学習半年でカナダで働けるレベルだとネイティブからお墨付きをもらった私が英語学習のコツを紹介します。

英語音読の目的

目的意識を持って取り組むのとそうでないのとでは数カ月後の効果は大きく変わります。

音読では以下の能力を伸ばせるように意識していきましょう。

・正しい発音を身につける
・聞く・読むときの理解が速くなる
・ボキャブラリーや表現力を強化

では以下で具体的に見ていきます。

英語音読の効果は?

英語の語順で理解できるようになる

音読を継続すると、日本語に訳しながら理解するクセが抜けていき、英語を英語のまま理解する英語脳が鍛えられます。

基本的にリーディングを行う際は必ず、短い文の塊ごとに意味を理解するスラッシュリーディングを繰り返し練習しながら行い、前から順に理解する能力が鍛えられていきます。

また音読で言葉を発するのに次に発音する単語を先回りして見ている必要があること、音声に沿ってどんどん次の言葉を発していくことから、強制的に返り読みができない状況がつくられています。

最初は大変ですが、同じ文章をなんども音読練習することで前から順番に理解していくトレーニングを重ねることができます。

英語脳については詳しくこちらで解説しています。

日本人の間違った発音を矯正できる

音読ではネイティブによる音声付き教材を必ず選びマネして練習するため、文章を話すときの発音がよくなります。

カタカナの発音は、ネイティブからするとまったく異なる言葉に聞こえてしまうのが現実です。

これを克服するには発音に関わるさまざまなことを学ぶ必要があり、それは発音記号、単語レベルでのアクセント、、シュワー、文章の抑揚、リダクション、リエゾンなど多岐にわたります。

「木を見て森を見ず」というように、これらを個別に見て練習しているだけでは、文章全体の発音向上につなげるのは難しいです。

文章全体の流れがつかめていないと、会話で相手の言葉をスムーズに理解することもできなくなってしまいます。

英文をマネて発音練習するということは、これらたくさんの要素を複合的に練習することになるのです。

単語の自然な使い方を覚えられる

音読を通して単語やフレーズを覚えることで、違和感のない自然な単語をえらぶ能力を鍛えることができます。

単語だけをみて暗記すると、例えばnoticeとrealizeのように、似た意味の言葉の使い分けができなくなります。

これを避ける唯一の方法は、情景を理解しながら単語に触れて覚えることです。

そのため、単語帳などで体系的に新しい言葉に触れた後は、リーディングなどを通していくつもの文脈のなかで単語と出会うのが効率的です。

前後の文脈や本来のニュアンスなど細かい部分も含めた生きた単語やフレーズを吸収することができます。

効果的な英語音読のやり方

ここまでの目的や効果を知ったうえで、どのように音読を取り組むべきか私なりシンプルで続けやすいと思う方法を説明します。

まとめると以下のような作業を行っていきます。

音読のステップ
  1. 音声付き教材を選ぶ
  2. 音声を聞く
  3. わからない単語を調べながら英文を読む
  4. 音声を聞きながらリピーティング
  5. 音声を再現するつもりで音読

ステップ1. 音声付き教材を選ぶ

まずは音読のための教材を選びましょう。

我流の音読ではリスニング向上などの効果は得られないため、必ずネイティブによる音声付き教材を選んでください。

以下は人気の高いおすすめ教材です。

「英会話・ぜったい・音読 【入門編】」は、中学1,2年生の教科書のレベルが学習できるベストセラーです。

旅行で使う英会話は「中学レベルでOK!旅行英会話が話せるようになる文法の勉強法」の記事でも解説しているように、中学レベルがしっかりできていれば会話ができるので初心者はここからスタートでOKです。

他にも中学3年レベルの【標準編】、高校レベルの【挑戦編】もあるのでレベルに合わせて選んでください。

「みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング」は英語初中級者までを対象に、音読、リスニング、リピーティング、シャドーイングをまとめて学習できる教材です。

少しむずかしい文章には文法の解説もついているので、しっかりと内容を理解しながら文法力のレベルアップを図ることもできますよ。

ステップ2. 音声を聞く

最初は英文を見ずに音声だけ聞き、現状のリスニング力確認と純粋なネイティブの音の吸収をします。

リスニング力の確認では、どんな単語や意味が聞き取れていて、どのあたりがわからないのか書き出し記録しておきます。

このあと文章を見たときに答え合わせをしてください。

また文字を見た瞬間に脳でカタカナ音に変換されるため、何も見ない状態でどんな音が聞こえるかに意識を向けます。

まっさらな状態で聞こえた音をそのまま聞こえたとおりに5回程度口にしてください。

そしてどんなことを言っているのか意味も自分なりに推測しておきます。

基本的には1文ずつステップ2〜5を進めていきますが、余力があれば2,3文ずつまとめて進めてもOKです。

ステップ3. わからない単語を調べながら英文を読む

ステップ2の次は、意味をしっかり捉える作業です。

さきほど聞き取った意味と照らし合わせ、合っていた点、間違っていた点を確認していきます。

このとき必ず意味の通る短い塊ごとにスラッシュを入れ、前から訳していく練習をします。

日本語の語順で理解する返り読みでは英語脳が鍛えられないため、英語の語順で理解するためのスラッシュリーディングを徹底しましょう。

ここではリスニングの答え合わせと、英文のスムーズな理解力を鍛える練習です。

ステップ4. 音声を聞きながらリピーティング

続いて、音声を聞いてから文章を読み上げるリピーティングをします。

一文ずつ聞いては止めて、聞こえたとおりの発音、リズムを口の動きがなじむまで練習します。

一文が長いときは、意味の区切りがよいところまでで分けてしまってもかまいません。

ここではしっかり音を聞いて自分の間違った音を修正していきます。

一度カタカナのことはすっかり忘れ、たとえ自分の思っていた音とまったく違うものでも「この単語はこうゆう音なんだ」と思ってわりきって進めていきます。

音の勘違いを矯正するトレーニングです。

ステップ5. 音声を再現するつもりで音読

最終ステップは、聞いた音を音読で忠実に再現していきます。

一つひとつの発音、全体のリズムや強弱に気を配りつつ、文章の意味を考えながら読みましょう。

つっかえたり、口がうまく回らないところを、「なぜうまく発音できていないのか」分析し改善するように練習していきます。

今日できるレベルの80点のできを目指して何度も発音し、どうしてもできないところはもう一度音声を聞いてリピーティングしたり同時に発音して確認しましょう。

その日だけで完ぺきにマネできるようにならなくても大丈夫です。

数日〜数週間後にまた戻ってきて発音したらできた、ということもあるのでできなかった部分は後日必ずおこなうようにしてください。

効果のある英語音読のために目指すところ

上記のステップを繰り返しおこない、教材一冊をスムーズに音読できるようように目指しましょう。

このとき音声とほぼ同じように発音できるようながら意味もしっかり理解できている必要があります。

一冊だけでもさまざまな発音パターンが網羅されており、まずはこれらを身につけるだけでも十分英会話力は伸びるので、あれこれ教材に手を出す必要はありません。

英語音読をより効果的にするポイント

音読を効果的におこなうために意識するべきポイントを紹介します。

録音で客観的に聞いてみる

何度か音読したらスマホで自分の発音を録音し、ネイティブの音声との違いを聞き比べてみましょう。

客観的に自分に発音に集中して聞くことで、発音しているときには気づかなかったミスや改善方法がわかることが多くあります。

また1ヶ月後に改めて聞いてみると、自分の成長がわかりやすくなりモチベーションアップにもつながります。

覚えたいフレーズは一文まるごと引用

音読は単語やフレーズを文脈含めて覚えられることがメリットです。

覚えたい単語を見つけたときは、一文そのまま抜き出して単語帳に書きましょう。

これなら後で見返したときも細かなニュアンスもわかり、情景とともに記憶に残りやすくなります。

私は2015年に英語学習を初めたときから、すべてひとつのEvernoteのノート内にまとめています。

英文を書き出して覚えたい単語をハイライトし、日本語訳もセットで書き残しています。

音読の前に発音勉強

単語の発音を表す発音記号をあらかじめ勉強しておくと、音読の日々の練習効果が大きく高まります。

正しい発音をするためには口や舌の正しいかたちを知っている必要があり、事前の知識なしで正しく音を聞き分けたりマネるのはむずかしくなります。

正しい型を知っていればそれに沿って聞いた音が出せるように音読を繰り返すのみです。飲み込みも早くなります。

音読効率を飛躍的に向上できるので、事前に発音について勉強しておきましょう。

YouTubeの「あいうえおフォニックス」は映像でわかりやすく口のかたちを見ることができ、楽しい動画となっているのでおすすめです。

英語音読の非効果的な行為

英語の教材を選ぶときは難しすぎる教材にしないように注意しましょう。

自分のレベルに合わない文章は、難しい単語が多くなかなか進めることができずにモチベーションがダウンしてしまいます。

大切なのは背伸びするより、身の丈にあったもので長く継続していくことです。

目安としては、1ページに知らない単語が2単語程度でてくるものであれば、続けやすく新たなボキャブラリーも増やせるので適切な教材といえます。

まとめ:効果的に英会話力を高める英語の音読5ステップを解説

いかがでしたでしょうか?

音読では正しい発音を覚え、リスニングやリーディングで英語の語順でスムーズに理解する力が鍛えられます。

そして文章から生きたボキャブラリーを学ぶこともできます。

具体的なやり方は、

  1. 音声付き教材を選ぶ
  2. 音声を聞く
  3. わからない単語を調べながら英文を読む
  4. 音声を聞きながらリピーティング
  5. 音声を再現するつもりで音読

難しすぎる教材を選ばず、一冊を完ぺきにマネして読めるようになるまで徹底的にやっていきましょう。

そうすればあなたは、旅行でもたくさんの人と自身を持ってコミュニケーションができるようになるはずです!

もしこの記事が良かったと思ったらぜひSNSでシェアしてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました