こんにちは、Yukiです。
「ネイティブの英語もなんとなく理解できるのに、自分が話すときは言葉が出てこない」
「言いたいことがうまく伝えられなくてもどかしい」
「どうにかして自分の考えを伝えられるようになりたい」
英会話を数ヶ月継続したあなたなら、少しずつ慣れてきた感触を感じているかもしれません。でも上記のように、スピーキングは思いのほか伸びていないかも、、ってことありませんか?
そんな英語が聞き取れる・理解できるけど、まだうまく話せないという方のために原因と対策を英語が話せるようになった経験をもとに解説します。
聞き取れるけど話せないというのは実は誰もが通る道なんだと、留学中に体感しました。
ここを乗り越えるまで踏ん張れるかで、英語が話せる人・話せない人が別れてくるんです。
でもあなたは、この記事で乗り越えられることを知るのでもう大丈夫!
途中で諦めずにここで紹介する効果的な練習法を実践すれば、ネイティブや英語講師とも違和感なく会話ができるようになっていきますよ。
英語が聞き取れるのに話せない原因は、話す練習足りないから
聞き取りと話す力はまったくの別物です。日本人は話す練習がまったく足りないためにうまく話せないのです。私もまさにそうでした。
日本語でも実はこうゆうことよくあります。
結婚式でよくある以下のようなスピーチも聞いて理解はできるけど、何も見ず練習なしで、いきなりスラスラ言えますか?
試しにまず目を閉じて、最初の一言を言ってみてください。
本日はご多用のところ、私たちの結婚披露宴に足をお運びいただき 誠にありがとうございます。
〜中略〜
本日は日ごろよりお世話になっているみなさまをお招きして日頃の感謝の気持ちをお伝えいたしたく、ささやかではございますがお食事をご用意させていただきました。短い時間ではございますが、どうぞお楽しみいただけましたら幸いでございます
たとえ日本語だって、言い慣れない言葉だとパッとは出てこないのです。英語ならなおさら。言葉は、予め言い慣れたものしか出てこないんです。
義務教育でリスニングやリーディングはできる人が多です。でもスピーキングは毎日数時間 x 数ヶ月は練習が必要なのに、これまでに十分練習できていましたか?
私も25年間英語が話せない人でしたが、毎日数時間は英語を話すようにしたら2〜3ヶ月で急激に話せるようになりました。
聞き取れるあなたは「話せる」にちゃんと向かっている
英会話で人の英語が聞き取れているなら、そのレベルに達している時点であなたはとても努力しています。その調子で、聞き取りの精度を上げるように頑張っていきましょう。
ここまで来ていれば、英語を話せるようになるのも練習量と時間の問題です。
なぜなら、聞き取れる力のおかげで、「英語ではこう言う」という感覚をたくさん吸収できていますからね。
それを自分が言えるように練習するのみです。
赤ちゃんの成長と同様に「聞き取れる」→「話せる」の順番で成長すればOKです。ネイティブの英語をどんどん聞いてたくさん吸収していきましょう。話せる下地は持っています。
私もカナダで語学学校に入ったとき、聞き取れるけど話せない状態が続きました。というか、入って2ヶ月くらいは聞き取れてすらいませんでした。 先生の質問に答えたくても「There is か、it is か…」と一言目から迷って変な間が空いたり、花火が打ち上がるって言い方がわからず結局「fireworks ボンッ」と擬音でしか言えなかったり…
ちなみに、語学学校の日本人の友人も「言ってることはなんとなくわかる」と言いつつスピーキングがそこまでな人ばかりでした。
このときは、ただひたすら先生の言葉を聞いて、使える表現はメモして見返したりして、とにかく聞くことで吸収するように心がけていました。
そうして生の経験を通して自分の耳で得たボキャブラリーは、身になるのも早いんです。
メモを見返して当時の状況や文脈を思い出しながら英作文して使ってみると、すっと自分に馴染んできて案外はやく使いこなせたりします。たくさん聞くことで下地ができているんですね。
たくさん聞いたものを使えるようになるまでちゃんと練習すれば、英語を「話せる」ようになるんです。
なので、効率的に話せるようになるためのアウトプット方法を次で紹介します。
英語を聞き取れる人が話せるようになる方法
私がスピーキング対策でやったことは2つ。英語脳作りと、下準備です。
1. 英語脳
日本語を一切介さずネイティブのように英語だけで考えて話す力をつけると、気持ちよく話せるようになりました。
これを英語脳といいます。日本人は日本語だけで考え話せますが、その英語版です。
英語脳を作ると、話すときに頭のなかで翻訳の作業が不要になります。直で英文が頭に浮かぶので、話し始めがスムーズだし、「この日本語の英訳単語はなんだっけ…」がなくなるんです。
ネイティブと同じ脳になることができるのが、英語脳なのです。
英語脳を作る訓練はとても単純で、日頃から一人でしっかりアウトプット練習をするのです。
その時に、いくつか意識すべきポイントは下記の記事で紹介します。
むずかしいと感じるかもですが、それは単に英語だけで思考する経験が足りないだけ。アウトプット量を増やし、毎日練習すれば誰でもできるようになります。
2. 下準備
また、使いたい英語フレーズの下準備も重要です。
仕事でプレゼンの練習をするのと同じです。日本語だって、いきなり話せといわれたら、言い回しとか困りますよね?
それと同じで英会話もぶっつけ本番ではシドロモドロになります。だから自主練でしっかり練習しておき、言いたい英語を先に想定しておけば、英会話中に気持ちよく話せるようになるのです。
日本語の日常会話でいちいち準備なんかしないじゃないか!と思うかもしれません。でもそれは、人生のなかで何度も使い慣れた言葉だけで話しているからなんです。英語も最初だけは準備して臨むようにしておけば、そのうち日本語みたいに余裕が出てくるようになるので安心してください。
次の2つの手順を踏む
具体的な練習法は次で詳しく説明します。
オンライン英会話でしっかり英語アウトプット環境を作り、独り言で下準備をするという方法です。
上から順番にすべて実行し、継続するようにしてください。どちらかだけでは効果がなくなってしまいますよ。
手順1. 英語漬けで大量アウトプット
まずは英語を使う環境を作ります。私もカナダに渡りどっぷり英語漬け環境を作って楽しんだのが成功の要因でした。
国内でも、できることはあります。海外の友人を作ったりできれば理想ですよね。
ですが、もっとも手軽に毎日アウトプットする方法があります。それは家でオンライン英会話を活用することです。
特に、レッスン受け放題ができるオンライン英会話は、アウトプット環境を作るのにベストです。
ネイティブキャンプなら毎日何度でも受講できるので、国内にいながら海外留学のような濃密なアウトプット環境を再現できます。
私が英語を話せるようになったのは、外国人と話してたくさんトライ&エラーを繰り返せたから。でも日本ではそんな機会なかなかないですよね。お金もかからず英語が話し放題にできるのは、ほんとにネイティブキャンプくらいしか選択肢がないんですよ。
教材は無料でたくさん用意されてますが、「5分間ディスカッション」という教材がアウトプット重視で、スピーキング強化におすすめです。まずはこれで始めてみましょう。
恐れず行動した人だけが、成長する。
「オンライン英会話はまだ自分にはムリかも」って思う人は多いはず。
でもビビっていては、1年後もまちがいなく今の英語力のままですよ。これまでの自分から変わりたいのであれば、心を鬼にしてコンフォートゾーンを出てみましょう。
安心の最大手で「話し放題」ができるのは唯一ネイティブキャンプだけ。今なら無料体験もできるので試してみてください。
レアジョブやDMM英会話は1日1回レッスンだけで7,000円以上もします。でも、ネイティブキャンプは話し放題で6,480円。アウトプットは多いほど成長します。どちらがスピーキング向上に向いていると思いますか?
▼オンライン英会話以外の「英語を話す機会」を知りたい方はこちら
対面で話したい人は、通い放題の英会話カフェLanCulもおすすめです。
手順2. 独り言
独り言はその名の通り、頭の中の考えをとにかくぶつぶつと英語にして話していく練習です。オンライン英会話で「英語が話せる」ための土台作りに欠かせません。
私も一人の時間には、いつも独り言でぶつぶつ英語を話してました。
5回10回と同じ表現を練習したので、人との会話中でも、あせらずスッといろんな英語が出てくるようになるんですよね。
逆にいうと、一つの表現をこれくらい反復練習しないと話せるようにはならないんです。その上で人との英会話で実践するわけです。
自分がいろいろ英語を話せるようになると、相手が話す英語も瞬時に理解して聞き取りやすくなりました。相乗効果ですね。
独り言のやり方などは「英語初級者必読!スピーキング力に直結する独り言のやり方を解説」で紹介します。
自分の英語は、ほんとに通じる?
私も独り言で思ったことがパッと言えるまで練習を重ねました。
そのおかげで海外で友人と会話を楽しめたり、働けるようになりました。
ただ国内で独り言だけしていると問題があります。
それは相手にちゃんと「通じるのか」チェックできないことです。(私は日々の海外生活を通して自然とチェックできていました)
だから必ず外国人と話して、ちゃんと「コミュニケーション」できるか、確かめる必要があるのです。
まとめると、独り言でスキマ時間にガンガン自主練習して、ネイティブキャンプで実践練習。講師にアドバイスをもらい磨いていく。
こうして、しっかりアウトプットし英語脳を作ることで、聞き取れるのに話せないという問題は解決しますよ。
補足:瞬間英作文
基本は、独り言と人との英会話(オンライン英会話等)を継続して、スピーキング力を伸ばしていきます。
でも、独り言がちょっとむずかしいかもと感じた人は、瞬間英作文から入って独り言に移行するのもありです。
瞬間英作文は、とても短い日本語の文を、瞬間的に英文になおしていく練習法です。
日本文を手がかりにできるので、スピーキングがまったく初めてという人におすすめです。内容は身近にあることや日頃考えていることを短い英文で表現していきます。
一言レベルの英文でも瞬時に言えるようになれば、短文を複数並べることで問題なく英会話ができるようになります。わたしも英会話初心者だった最初の6ヶ月くらいはこの方法で話して、授業のプレゼンなどもやっていました。まずはこの段階を目指していきましょう。
わたしは参考書など使わず自分の言いたいことを英作文していました。お手本をみながらでないとむずかしい、という人は専用の参考書も出ていますので活用してください。
詳しい内容は「瞬間英作文の効果とは?「スピーキングが苦手」を克服するやり方5ステップ解説」で解説します。
まとめ:英語が聞き取れるのに話せない!英会話に行き詰まったときの原因と2つの対策
いかがでしたか?
聞き取りができても話せないというのは多くの人が通る現象です。
これは単純に学校などで聞く読むの練習をたくさんしてきたけど、話す練習がまったく足りていないからです。
聞いた英語フレーズはいつか必ず使えるのでストックしていきましょう。
そして並行してオンライン英会話や独り言でスピーキングの練習量を確保していきます。
継続していけば英語脳ができあがってきて、言いたいことがスッと気持ちよく言葉になるときが絶対にきます。
今すぐ取り組めば、その分早くペラペラな自分に近づけます。今までやってきた英語学習を続けて、聞けるのに話せないままなのはイヤですよね。悩んでいるのであれば、すぐに行動した人のほうが未来は明るいですよ!
スピーキング初心者がまずやるべきは、英語環境を作りアウトプットして英語脳を作ることです。数ヶ月アウトプットして慣れてきたら、その他にもポイントはあるので、それは下記の記事で解説します。
英語脳を作ってスピーキングが上達した方法をまとめました。 >初心者からスピーキングが上達した9つの学習法を3ステップで総まとめ
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