「英語が急に伸びる前兆はいつ?どんな感じ?」
「英語脳に切り替わるとどんな感じなの?」
「ブレイクスルー体験にかかる時間は?」
こう感じている人のために、私が英語脳に切り替わったときの経験や、日本にいて瞬時に英語に切り替えるためにやっていることを紹介します。
英語脳に切り替わった瞬間、英語を話すのが楽になりました。
私も英語は大好きだったのに、25年間も英語が話せないでいました。ある時から英語脳を作るコツを掴んだのですが、話せるようになっても、日本にいるとどんどん錆びつくんです。
少しずつカタコトに戻り、とっさの英語の電話でしどろもどろに。。
けれど試行錯誤をして、この状況を脱するコツが少し見えてきました。
この記事を読めば英語脳へ切り替わっていく過程を知って、効率的に習得、英語脳を維持することができるようになります。
英会話の初心者だった私でも20代からペラペラになれました。 その要因は、大量アウトプット環境を通して英語脳を作ったから。 毎日しっかりスピーキング時間を確保さえできれば、誰でも英語脳で話せるようになります。 「毎日忙しいんだよ」という人はオンライン英会話ネイティブキャンプ一択です。 教材は「5分間ディスカッション」から始めるのがおすすめ。 『レッスン受け放題』、めんどうな予約なしで『今すぐ受講』する仕組みのため、忙しい毎日でも確実にアウトプットを積み重ねやすく、いち早く上達できるんです。 3ヶ月ほどで英語に慣れ、6ヶ月で少し話せるようになってきます。 今なら受け放題で7日間も無料体験できるので、まずは平日と休日ともに試してみてください。 >ネイティブキャンプ無料体験の始め方を解説
ブレイクスルーを起こした英語脳とは
英語脳とは、英語を聞いたり話すときに、日本語を介さず英語だけで処理できる能力のこと。
英語脳があると以下のようなメリットがあります。
「This is a pen」に日本語訳はいらないですよね?
翻訳せずわかる・言えるこの英文は英語脳で処理できていることになります。
正しく継続的に英語学習することで、大人でも英語脳へ切り替えていくことができます。
英語脳と日本語脳の違い
純日本人でも、脳内が100%英語だけなんてありえるの?
と信じがたいですが、ありえます。
むしろ日本語が浮かんでくると英語を処理しにくく、邪魔に感じるくらいです。
今の私って英語脳になれてるのかな?と思った人は、
少しでも日本語を頼りに考えてしまっているのなら、まだそれは日本語脳です。
英語脳では聞いた言葉をダイレクトに理解してうなづくことができます。
ちょうど日本語を聞いたときと同じように。
スピーキングでも「これを言おう」と思った次の瞬間に英語の主語が口から出てきます。
次に私が英語脳に切り替わり始めたときの変化の様子をお話します。
>英語で考えるって結局どうゆうこと?日本人英語スピーカーが脳内で行っていること3つ
初心者が英語脳へ切り替わったブレイクスルー体験
私のスピーキングのブレイクスルー体験を紹介します。
ブレイクスルー後はどんな感じになる?
ずっと英語が話せずもやもやしていたときから一転、英語脳のブレイクスルーを迎えると英語が母国語に近い感覚になりました。
1回目のブレイクスルーはスピーキングに変化がありました。
日本語で浮かび上がる言葉を英訳するのではなく、単純に思ったことをそのまま言葉にすると、それが英語となって出てくるんです。会話がレスポンスよくできるようになって、ストレスもなくなってきます。
2回目のブレイクスルーはリスニングです。
カナダで仕事場に向かうバスの途中、いつものように洋楽を聞いていたところ、この日からやけに一部の歌詞がなんと言っているのか聞き取れる!部分的ではあるんですが、今まで全てが呪文に聞こえていたのがウソのようでした。
ブレイクスルーの前兆
ブレイクスルーは突然に来ます。なんの前触れもなく。
一つ、前兆があるとすれば、英語学習を無意識に楽しんでいるということかもしれません。無我夢中で暇さえあれば体が英語を欲していました。
英語がまったく話せなかった状態だった私はカナダの語学学校に通い、1日8時間くらいを英語漬けで過ごしていました。
それまでは、一文一文を翻訳しながら時間をかけて話し、間違えては言い直し、とても会話が気持ちよく成り立つような状態ではなかったです。先生も幼児の話を聞くように、じっくり耳を傾けて、頻繁に間違いを指摘してくれていました。
しかし3ヶ月くらい経ったころ、授業でプレゼンをしているときに、急に言いたいことをダイレクトに英語にできたりできなかったり、という感覚を覚えはじめたのです。
基本は翻訳しながら話しているんですが、たまに無意識で英語を話していた自分がいたのです。
自分が話している間は脳内で日本語での内容チェック作業がなく、口から出ている英語が正しいのか考えている余裕もありません。
だから自分が意図した通りの言葉をちゃんと言えているのか不安のまま話していました。
それでも毎日続けて半年くらい経つころには、自分が思ったことを英語のまま拙くとも話せていることに気づきはじめました。
リスニングも同じように、正確に理解してるのかわからなくても聞き続けていき、日本語訳せず意味が理解できるようになっていました。
英語脳を作るには、不安でも日本語をなくす意識をしながら突き進むのがベストです。
ブレイクスルー後も継続していくと、ネイティブかのように英語が自分の自然な言葉となっていきました。
ちなみに英語脳に切り替わると、長時間の英会話でも疲れにくくなります。 >英語を話すと脳が疲れる理由とたった1つの対処法【海外で1日11時間働いても疲れない】
ブレイクスルーまでにかかる時間
ブレイクスルーが起きるまでにはある程度の時間を費やす必要があります。
一般的に、英語の学習で必要な時間は2,000時間、学生時代に1,000時間ほど学んできたのでおとなになってから1,000時間が必要と言われています。
英語はスポーツのようなもので、反復して脳や口の英語筋を鍛えるような感覚なので時間がすごくかかるというのは実感があります。毎日30分、ちょろちょろっとやって1ヶ月で体感できるようなものではないです。
ブレイクスルーはいつ起こった?
私の場合は、英語が好きで卒業後も多少学んでいたためか、1,000時間よりは短い期間で初めてのブレイクスルーを体感しました。
これは英語力の現在地と、英語学習の密度で人によりバラツキが出るんだと思います。
細かくは別記事で詳しく書いています。
ブレイクスルーまでかかる時間の計算方法は以下で解説しています。 >英語脳を作る期間は〇〇時間!英会話習得までの体験談を解説
ブレイクスルーが来ない理由
ブレイクスルーを体験した身として、なかなか来ないという人はその理由ははっきりしていると思います。
それは
・英語学習時間の不足
・間違った英語学習
にあるのです。
時間については上記の通り、大量の学習時間が必要です。
1日30分で取り組めば数年かかります。心折れますよね。1年くらいで目に見える成長がほしければ、1日3時間などガッツリとコミットする必要があるんですが、多くの人は3時間x1年も継続できず失敗するんです。
また、やり方も重用。
単語帳と参考書を読むのは実はお門違いなのです。これを1,000時間やったところで何も話せるようになりません。正しい方法で続けていくと、いつのまにかブレイクスルーを体験することができるのです。
英語脳ブレイクスルーを起こす学習法
英語脳に切り替えるための学習を正しくやるのが近道です。
学習方法はインプットとアウトプットをバランス良く、どちらも大量に行っていくことです。
学習時はどんなときも日本語をシャットアウトする意識をもってください。
そして事柄と英単語を直接結びつけることで英語脳を作れます。
例えば、かけ込み乗車したという話なら
「自分がかけこみ乗車している」イメージ(事象)
= rush onto a train
のように「動作」と「英語」を直接結びつけましょう。
「駆け込み乗車する」という日本語訳を暗記しては絶対にいけません。
そしてrush onto a trainを毎日独り言で使って練習すると定着してきます。
具体的な学習方法はこちらの英語脳の作り方の記事で解説します。
中級者が瞬時に英語脳に切り替えるには
ある程度まで英会話を習得しても日本語で毎日を過ごしていると、英語脳にすぐに切り替えることができなくなります。完全に日本語モードにスイッチが入ってしまい、とっさに話そうとしても日本語がジャマしてくるんです。
日本にいても素早く切り替えできるようにする方法は、大量の英語に日々触れることです。
私も一時期、とっさに海外の電話が来てうまく話せないときがありました。
一日30分以上、次のいずれかをやるようにしてからは割と切り替えもスムーズに保てています。
外国人と話す
当然ですが、英語のメンテナンスにもっとも効果が高いのが、日本にいても英語を話す環境を持ち続けることです。
やはり英会話を頻繁にしている時期は、たとえ突然英語の電話がかかってきてもスムーズに出てくるなと感じました。
話す方法はいろいろありますが、下記が主なアイデアですね。
時間的・心理的に一番ハードルが低く、費用も手頃なのがオンライン英会話のフリートークなどです。
おすすめはレッスン受け放題のネイティブキャンプ。下記の記事で詳しく紹介します。
ちょっと踏み込んでみたい人は、ぜひランゲージエクスチェンジなど対面型のイベントに参加してみてください。
対面イベントは慣れればとっても面白いですよ。
Kindle Paperwhiteで洋書
小説やビジネス書をゆっくりと日々読んでいます。
読みにくいものもあるので、サンプルを試し読みすることをおすすめします。
Kidle Unlimitedでハリーポッターが読み放題だったり、たまに最近の小説が0円でオファーされていることもありとってもお得です。
ちなみにスマホのKindleは目が痛くなるし寝る前に読みたくないので、断然Kindle Paperwhite派。いつも持ち歩いています。
中上級者が英語脳をキープ/向上していくのに、多読は手軽で効果も高く欠かせない学習法でした。英語脳と多読の関係について「英語脳の強化に多読が効果的な3つの理由」で考えてみました。
BBC News
スマホで朝の通勤時に読むようにしています。
日本のニュースだけでは世界がどうなっているのか情報が入ってきません。
各ニュースの見出しとリード読むだけでもいいので英語ニュースはいろんな意味で見ておくべきです。
YouTube
リスニングやシャドーイング教材として大活躍です。
シャワー中に聞き流したりもします。
以下のチャンネルとか見てます。
バイリンガール英会話 | Bilingirl Chika
Nate O’Brien
TED
英語で独り言
インプットしてもアウトプットなしでは効果がでまんせん。
いつでもできるときに、何かを説明したり、仕事で使える表現を口に出して覚えたりしています。
独り言については以下でやり方を解説しています。
まとめ:英語脳に切り替えるとどうなる?3ヶ月目に起こったブレークスルーを紹介
いかがでしたか?
英語脳に切り替えると日本語が一切浮かんでこなくなります。
英語脳ではじめて処理し始めると、ほんとうに正しく聞いたり、意図通りに話せているのか不安になります。
ですがそんな時こそチャンスです。
たとえ間違っていてもガンガン触れていくことで確実に英語脳ができてきます。
英語脳を作ってスピーキングが上達した方法をまとめました。 >初心者からスピーキングが上達した9つの学習法を3ステップで総まとめ
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