こんにちは、Yukiです。
「いつまで経っても英語をスムーズに理解したり話せるようにならない」
「これ英語でなんて言うんだろ?って悩んでばっかで、ペラペラ話すなんて無理」
「英語脳って効果あるの?大人の私でもまだ英語脳を鍛えられるのかな」
私は英語を話すとき、日本語にまったく頼らなくなりました。英語だけで脳内処理してるので言葉に詰まらず楽に話せています。
でも以前は、英語がどうしても途切れ途切れになってしまい、スムーズに話せませんでした。
こんな悩みをまとめて解決してくれたのが英語脳でした。そこでこの記事では、英語脳のメリットや作り方について解説します。
私はカナダに渡って最初の頃、語学学校の先生が言っていることがまったく聞き取れませんでした。一生懸命勉強しても、いざ話すときに単語が出てこず、いくら頑張ってもいつもしどろもどろ。
英語ペラペラになるまで、いったいどれだけ遠いんだ。。
外国人と余裕で話せるようになって海外をとことん楽しもうと思ってたのに、自分の才能ではムリなのかな。。とよく落ち込みました。
しかし3ヶ月くらい経ったとき、先生の言葉がすんなり入ってきて、簡単なプレゼンテーションもできるようになってきたのです。
このとき少しずつ、英語でそのまま受け答えする英語脳に変わってきていました。
まるで自分が日本人ではなくなったかのような不思議な感覚。このときから英会話に自信が持ててより一層楽しくなってきました。
自信を持てると、どんどん新しい環境に飛び込めるようになり、いろんな国の人とも話す機会も増えました。
そのおかげで視野も広がり、英語力も、人としても成長することができました。
英語脳を作ることで、まるで別世界を体験できます。
英語のコミュ力がついたことで世界に飛び出して生きていけるようになりました。
この記事では日本にいながらでも実践できる方法を紹介します。ぜひあなたも英語脳を手に入れてください。
英会話の初心者だった私でも20代からペラペラになれました。 その要因は、大量アウトプット環境を通して英語脳を作ったから。 毎日しっかりスピーキング時間を確保さえできれば、誰でも英語脳で話せるようになります。 「毎日忙しいんだよ」という人はオンライン英会話ネイティブキャンプ一択です。 教材は「5分間ディスカッション」から始めるのがおすすめ。 『レッスン受け放題』、めんどうな予約なしで『今すぐ受講』する仕組みのため、忙しい毎日でも確実にアウトプットを積み重ねやすく、いち早く上達できるんです。 3ヶ月ほどで英語に慣れ、6ヶ月で少し話せるようになってきます。 今なら受け放題で7日間も無料体験できるので、まずは平日と休日ともに試してみてください。 >ネイティブキャンプ無料体験の始め方を解説
ネイティブキャンプのレビューは下記です。
英語脳の国内での作り方 概要
まずは英語脳とはどんなもので、なぜ必要なのか、いつから取り組むべきかなど基本を解説していきます。
英語脳とは
英語脳とは、日本語訳を介さずに英語のまま理解したり話したりできることをさします。つまり、ネイティブと同じように英語を操れるようになるということ。
例えば、「Do you know where the station is?」と話しかけられたら
「where..どこ..? stationは駅 だから… 駅を探しているのか!」と普通は日本語に訳しながら考えるかと思います。
この日本語で考える作業をなくし、英語でダイレクトに理解できることを英語脳といいます。
これが英語脳の感覚
この英語脳は、実はあなたもすでに持っています。
例えば「Good morning.」と言われれば、日本語訳をせずとも「おはよう」だと直感的に理解できますよね。これは英語脳です。
また「I am good. How about you?」と特に考えずにパッと言えるはずです。これも英語脳。
十分に使い慣れているフレーズは、わざわざ訳さずとも英語脳でダイレクトに処理できるということ。
この感覚をあらゆる英文でできるようなるのが、英語脳のゴールイメージなんです。
下の図がわかりやすかったので紹介します。
SLAの理論が考える語学習得のプロセスは、母語の脳とは別に「もう一つの脳回路」を最初からつくることを目指している、と説明するとわかりやすいと思います。
英語を使いこなせる人は、頭の活動を英語脳に“切り替えて”います。「英語の頭」のまま英語を聞き、「英語の頭」のまま考えて、「英語の頭」のまま発話をしています。日本語脳の引き出しを開けて、いちいち翻訳をしたりはしていません。英語脳だけですべてが完結しており、「翻訳」のプロセスがないので、母語と同程度のすばやいレスポンスが可能なのです。
ダイヤモンド・オンライン
英語で考えるって具体的にどうゆうこと?という方は、「英語で考えるって結局どうゆうこと?日本人英語スピーカーが脳内で行っていること3つ」をご覧ください。
ペラペラになるには英語脳が必要
英語がペラペラになりたいなら、英語脳を作ることが欠かせません。
なぜなら、日本語を話すときのように省エネで、ごく自然に英語が口から出てくるようになるからです。
日本語脳のまま翻訳しながら話していると、すごく疲れませんか?常に翻訳作業の連続で、大量にエネルギーを消耗するし、途中で混乱してしまうこともよくありました。
だから翻訳しながらペラペラ英会話を続けるのは無理なんです。日本語を話すのと同じように、英語のまま考えて話せる英語脳ができてからは、会話がとっても楽に続くようになりました。
英語脳は大人でも作れる
でももう自分は大人で完全に日本語脳だし、今からじゃ遅いんじゃないの?と誰もが感じると思います。
語学習得は幼いうちからが良いと言われますが、英語脳は大人になってからでも作ることができます。
実際私も20代後半でも英語脳を作ることができました。
ただし、ポイントを押さえないと失敗します。下記で紹介するやり方に沿って継続していけば、大人でも英語脳を手に入れることができるので安心してください。
では、英語学習のどの段階から英語脳に取り掛かればよいと思いますか?
英語脳は今すぐ取り組もう
英語脳ってむずかしそうだから、私にはまだ早いとか、上級者になってからがいいのかな、と思っていませんか?
英語脳作りは英会話初心者の段階から取り組むほうが良いです。むしろ、英語脳なしで中上級になる方がむずかしいのでは、、、という感じ。
なぜなら英語脳は、今後のリスニングやスピーキング学習の土台となるからです。
英語脳を基盤にして、それをもとにリスニングしたり、話す練習を積み重ねる。
つまり、「英語で考え話す」、「英語のまま理解する」練習を繰り返すということです。
私も、カナダに移って最初の約3ヶ月で英語脳に変わっていきました。
ペラペラと英会話ができるようになったのはその後です。英語脳のおかげで成長が加速し、半年で現地企業で働けるだけの英会話力を得ることができました。
英語脳を早い段階から取り入れてしっかり磨いていくと、英会話力を飛躍的に伸ばすことができますよ。
ただし、英語脳の前に中学単語などは終わらせておかないといけません。英語学習全体のステップについて知りたい方は「初心者からスピーキングを上達できた9つの学習法とステップを総まとめ」をご覧ください。
まずは英語環境づくりが重要
英語脳を作るときにまず意識するのは、英語漬け環境を作ることです。
特に初期段階では、実際に英語を話すアウトプット環境を作ると効果が高かったです。
アウトプット環境は次の通り言い換えることができます。
筋の良い練習 x 練習時間
もっとシンプルに言えば、
質 x 量
です。
トレーニングのやり方を間違えていると、スピーキングは上達しません。
また筋の良いトレーニングをしても、絶対量が少ないとこれまた意味がありません。
だから、正しい方法で、大量にアウトプットを続けていくのが重要なんです。
ということでこの記事では、このような点を具体的に解説していきます。
英語脳作りは1日何時間やればいい?
1日の英語学習の目安は2〜3時間。
私の実体験から計算すると、最低でもこのくらい時間は必要になってきます。
これを継続すると6ヶ月〜1年くらいで、少しずつ成果が現れてきます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
英語脳のメリット・デメリット
英語脳を作るメリットと、作らないデメリットを紹介します。
英語脳を作るメリットはペラペラになれる
英語脳を鍛えたおかげで成長したなと感じるメリットは下記です。
パッと聞き取って、パッと言葉が出るという、英会話における大切な力がつきます。英語脳を作ってから会話のレスポンスが良くなって考え込む沈黙がなくなり、以前より何十倍もペラペラ話せるようになったんです。
日本語にとらわれず言葉を発想するため、英語らしい表現力も高まりました。
また、理解が速くなると洋書やネット検索でもスラスラ読めるようになります。情報収集の幅が広がりました。
外国人にもちゃんと伝わる英語でスムーズに会話できるのが英語脳の効果です。
英語脳を作らないデメリット
英語脳を後回しにすると、いつまでもテンポよく英語で会話できないままになってしまいます。直訳癖が抜けず、これまでの「英語が話せない」悩みがずっと続くわけです。
英語がペラペラな人は、ほぼみんな英語脳を身につけていると思います。
また、日々の英語学習効率にもよい影響がありました。
以下の2人なら、長い目でどちらがより多くの英語に触れられるでしょうか?
・日本語に訳しながら英文を読む人
・英語脳でさっと英文を理解し読める人
前者が1文読む間に、後者なら2〜3文読んでより多くの英文から学べますよね。
ちなみに、英語脳を作ってデメリットと感じることはありません。 強いて言えば、英語で直で思考しているので、誰かに同時通訳ができないことくらいです。慣れてないのでうまく日本語に変換できないんですよね。 メリットのほうが断然でかいし、英語脳を鍛えてよかったと感じます。
英語脳の作り方戦略5つ
ここまで読んで「よし!英語脳を作ろう!」という気持ちになっても、実際何をどうしたらいいのか見当もつかないですよね。
そこでまずは英語脳に変えるために必要な目標設定と5つの戦略を紹介します。
これは私が英語が話せるまでずっと実践していたことです。
戦略1~3ができるようになるには、戦略4~5を繰り返す必要があります。1〜3が自然と身につくように常に意識して4〜5を実行して行きましょう。
英会話習得の目的を明確にする
英語もただ漠然と学べばいいわけではありません。
自分がどこを目指しているのかによって、覚えるべき単語や表現、その範囲、話し方だって変わります。
海外に住み始めたとき、あることに気づきました。
それは、「get」みたいな中1春レベルの英語すら使いこなせてないから、自分は英語が話せていないんだと。
たしかに、日本で英語学習していると、単語帳を一通り覚えたあとに次のゴールを見つけたくなります。そこで9割の人は”新しい単語帳”を自然と探し始めるんじゃないでしょうか?
同じ単語が載っているともったいないので、少しレベルアップしていきますよね?みんな疑いもなく、こんな感じで参考書を増やしていってると思うんです。
でもそれ、意味ないなってことに海外で生活して気づいたんです。
「incur(損害を負う)」みたいな高度な単語覚えても日常会話で使わないのに、何時間もかけて新しい単語帳を眺めるのに何の意味があったんだろうと。
本当に自分に必要なのは、もっと海外の友達とテンポよく話せることなんじゃないかと思ったときに、それに見合った練習法をしないといけないと感じたんです。
目的の再確認をした瞬間でした。
必要なのは、ハイレベルな英単語なんかより、いかに相手とスムーズに楽しく意見を交わし会えるか。「get out」「get off」「get rid of」みたいな会話頻出の中1英単語で、いかに多くのことを瞬時に表現できるか。これが英会話の実態だったのです。
そこで、私は英語を学ぶ目的を次のように設定しました。
こんなふうにペラペラ話している自分を目標に、英語脳を作るアプローチをここから進めていきます。
あなたの具体的なゴールは、どんなイメージですか?
戦略1:日本語で考えない
ここから戦略に入ります。
まずは日本語を使わないように心がけました。
英語で考えるクセをつけるので、当たり前ですが日本語は排除していかないといけません。でも、やっぱり楽なのでついつい日本語が浮かんでくるんですよね。
私はカナダで英語環境で生活していたので幸運にも、英語で即レスポンスせざるを得ない状況でした。
日本で学んでいる人は、日本語を考えないと心に決めましょう。
戦略2:英語の語順で処理する
英語脳と日本語脳の一番のちがいはここです。英文を先頭から順番に、英語の語順で理解することを意識しました。
「日本語の語順に直して理解」という今までのやり方が、英会話力の成長を妨げていたからです。
日本人にとって英語の最もむずかしいポイントですが、これができれば英語脳はマスターしたようなものだと思います。
中学校では、英文の後ろから前へ戻って訳し自然な日本語に直すように習いました。これは全部忘れてください。これだと英会話のテンポについていけません。
英語の語順で理解するコツは、スラッシュリーディングを習得することです。
スラッシュリーディングは英文を短く区分けして前から理解する手法です。
スラッシュリーディングを鍛えれば、英語がさっと理解しやすくなります。
詳しいやり方は「スラッシュリーディングとは?英語脳でペラペラになるための基本を紹介」をご覧ください。
英語の語順で処理できるようになるには、この後のインプット・アウトプットをひたすら繰り返す必要がありました。
戦略3:英語をイメージで覚える
単語やフレーズレベルでも脱日本語訳癖をしていきます。
単語帳をみて日本語の意味を暗記する従来のやり方はやめてしまいましょう。
かわりに、写真や映像、概念で覚えるようにしました。間に日本語を挟まず、物事と英単語が直接結びついている状態を作るのです。
例えば「get rid of」は
X: 辞書の「取り除く」という意味を暗記するのではありません。
◎: 「頭痛を”取り除く”ために薬を飲んだ昨夜の自分」と「get rid of」を結びつけて覚える
→ I took some medicine to get rid of my headache.
のです。
この方法で覚えたほうが会話中に英単語がパッと浮かんできて、スムーズに感覚で話せるようになりました。
直感的に、ダイレクトに頭から口へ言葉が出てくる感じです。
イメージで覚えるやり方の詳細は「大人は英単語の意味を暗記するな!留学経験者が日本語の意味をいちいち覚えない理由」で解説します。
戦略4:アウトプットとインプットを回す
上記の戦略1~3が身につくためには、この戦略4をたくさん実行しないといけません。
英語脳はインプットとアウトプットの両軸でアプローチする必要があります。
アウトプット(Step1,2)しないことには話せるようにはなりません。
インプット(Step3)が足りないといつまでも表現の幅が広がらず、言いたいことがうまく表現できないままとなってしまいます。
英語脳に変えるには、このインプット・アウトプットを長期的に続けるのが基本の戦略となります。
はじめはアウトプットをたくさん行います。すると、「自分が言いたいのに言えないこと」が見えてきます。そこをメモして復習していきます。
アウトプットに慣れてきたら、様々な英語表現を新たに学んでいくフェーズに移って、言葉のバリエーションを増やしていきましょう。
3ヶ月から半年程度を目安に、毎日バランス良く行っていくことで英語のまま発話する感覚が身についてくると思います。
英語脳を作るアウトプット
まずはとにかく口に出す練習を行っていきましょう。
アウトプットは英語脳を鍛える上でもっとも強力な練習方法だからです。自分の言葉で作文して話すほどに、英語の思考回路がつくられていきます。それに伴って、英語の語順で処理する力がついてくるのです。
効果が高いにもかかわらず、日本式英語学習はアウトプットが圧倒的に足りていません。しかも、アウトプットしている間にこそ、自分が本当は言いたいのに言えない表現が見つかります。この気づきを通して使える表現もどんどん増えていくのです。
英語脳で話すときの情報処理のイメージは以下。
人によってやり方は違うと思いますが、私の場合はこんな感じの処理をスムーズにできるように練習しました。
具体的な練習法はこの後で解説します。
英語脳を作るインプット
インプットの学習で、日本語を介さず相手の言葉を理解する力をつけます。
ここでもスラッシュリーディングの技術を使って、言われた順番に理解するトレーニングをすることで、ネイティブの英語についていけるように意識しましょう。
また同時に、実践的な使える英語表現を増やしていきます。英語の言い回しにはある程度のパターンがあり、会話表現をインプットをしていると自然とそれらが身についてきます。
そういった表現を使って、次のアウトプットの質を高めていくのです。自分が言えなかった英語も、このインプット作業で覚えていきます。
リスニング系の練習はもちろん、リーディングも取り入れると効果的です。英語の語順で読解力をつけることができます。
戦略5:継続して英語脳を定着
私たちの脳は日本語脳のモードが染み付いているため、英語脳へ切り替えていくためには練習量を多くしていかないといけません。
日本人が英語を習得するには今から1,000時間ほどかかると言われています。
これらの研究結果から、日本人の英語習得には2,200~2,500時間が必要ということが分かります。実は日本人は学校教育で約1,200時間ほどの英語学習を受けています。 社会人が英語を習得するまでに必要な時間はあと1,000~1,300時間。
https://toraiz.jp/1000hours/
英語脳についても2,3週間やったらできるようになるというものではなく、スポーツや楽器のように日々練習して数ヶ月間継続していく必要があります。
私もものすごく短期集中でやっても、2ヶ月はかかりました。そのときの時間配分の内訳は下記の記事で解説しています。
しかし、忙しい日々の中で毎日勉強するというのはとても大変ですし、なかなか続づかないですよね。
英会話が話せるようになる人とそうでない人に大きな言語能力の差があるかと言うと、実はそうではありません。
何事においてもその道で成功する人に共通点は、途中でめげずに継続ができたか、というシンプルなことなのです。
マクドナルド創業者のレイ・クロックは以下のように言っています。
やり遂げろ!
この世界で継続ほど価値のあるものはない。
才能は違う。
才能があっても失敗している人はたくさんいる。天才も違う。
恵まれなかった天才はことわざになるほどこの世界にいる。教育も違う。
世界には教育を受けた落伍者があふれている。信念と継続だけが全能である
レイ・クロック
この一見シンプルなことが一番難しいのですが、それにはコツがあります。それはポイントをおさえて「習慣化」していくことです。
習慣化するためのコツは以下の記事にまとめていますので読んでみてください。
効率的に英語脳を作る練習法4ステップ
上記は基本戦略として、上達への長期的な方向性を解説しました。
ここからは実践編です。日常的にやる英語学習の具体的なやり方となります。
短期で英語脳に変える練習では、大量にアウトプットして、言えない表現をインプットする、というのを同時進行でトレーニングしていきます。
英語学習法って無限にあるので、昔の私は何をどうやればいいか、さっぱりわからず困っていました。
でもここからは、実際に効果が高かった練習法をもとに、日々忙しくてもできる形に工夫して紹介します。この通りに練習すれば必ず上達できるので安心してください。
ステップに沿って順番に実践してみてくださいね。
以下で解説していきます。
アウトプット:英会話 + 独り言
外国人との実践の場を設け、それ以外は自主練をして、英語を話す環境を作ります。
アウトプット学習の目的は
です。
このアウトプットはいかに日本にいながら大量に話せるかがカギでして、英語環境の乏しい国内では「オンライン英会話 + 独り言」を組み合わせるのがおすすめです。
ステップ1.実際に外国人と話す場作り
私が英会話を習得するなかで、一番やってよかったことが、実際に「たくさん英会話」をしたことでした。身も蓋もないですが、やっぱりこれがもっとも大切なんですよね。
たくさん英会話することで言えない表現が見つかって、それを一つひとつ習得する。
この積み重ねがペラペラへの道だと、上達した今振り返って感じます。シンプルなことです。
実際私は1日8時間以上、英語環境を作り続けたら数ヶ月で話せるようになりました。
会話時は、日本語を思い浮かべず英語だけで思考するように心がけましょう。相手の反応を通して、しっかり英語だけで話せているか確認することができます。
英会話力は話すことでしか上達しないし、外国人とコミュニケーションできた成功体験が最強のモチベーション維持になるんですよ。
国内でどうやって外国人とたくさん話せばいい?
私は夢だったカナダ移住をして英語環境を構築しました。
でも日本でやるならどうするか? 日常生活しながらスキマ時間を活用して、なるべく安く、時間のムダを省き、毎日たくさん話す方法を見つける必要がありますよね。
>英語を話す機会がない!日本でたくさん外国人と喋れる場所・サービス13選
上記記事でも紹介している通り、やり方はいろいろあります。
ですが結論、アウトプット量とコスパ、時間効率を考えたら、オンライン英会話の活用がおすすめです。
教室に通う手間もなく、時間の都合も合わせやすく、話す機会が多いのに安くすみ、習慣化しやすいからですね。
例えば通う教室型スクールなら、通学帰宅の1時間でもうワンレッスンできませんか? 急な残業で週1のレッスンをキャンセルしたら、その週は練習できずに終わってしまいませんか?
仕事や日常生活と練習量を両立するなら、オンラインが唯一のベストな方法になります。
ですが、1日1回25分のオンライン英会話では、上達は遅くなります。私の経験では、その2〜3倍は会話量を確保したいとこ。
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おすすめのオンライン英会話の比較は「社会人が英語脳を作るためのオンライン英会話おすすめ厳選3選を紹介」で解説します。
ステップ2.独り言で自主練を繰り返す
1年やそこらですぐ成果が出たら嬉しいですよね?でも、それなら残念ながらオンライン英会話だけではまだ足りません。
一人でもスピーキング練習する必要があるんです。そこで独り言を実践します。
たとえば野球でも、毎日チームメイトや他校と練習試合(外国人と英会話)だけしても上手くはならないですよね?
その前後で素振りや投球練習を一人でやる(独り言)のと同じことです。
独り言は、文章の組み立てから口に出すまでの一連の流れをシミュレーションできる超効果的な練習法です。
日本語であっても、プレゼンの練習に何度も一人で話すのと同じ原理です。
繰り返し一人で練習した英語は定着して、会話中も日本語に頼らずとっさに口から出やすくなります。誰も聞いていないので恥ずかしがらず何でも言ってみましょう。
初心者は、上記の英会話で英語脳で話そうとしても、しばらく上手くできないんですよ。どうしても日本語が浮かんできて、言葉に詰まってしまうはずです。
だから、その分一人での練習もしないといけないんです。
例えば、以下のような内容を話してみます。
・今日一日あったことを日記のように振り返ってみる
・自分の得意なことを誰かに教えるように語る
・普段よく話すトピックについて語る
タイミングは、お風呂中、洗い物中、寝る前の一日の振り返り時間、通勤時の電車の中(脳内で)など、ながら時間を活用していました。
ひとつの事柄をいろんな構文パターンで言い直して、研究してみるのも効果が高いですね。細かなやり方は以下の記事で解説しています。
独り言は長期的に行っていく練習法ですが、まだちょっとむずかしいと感じる方は、瞬間英作文から始めるのもよいです。
インプット:リピーティング+音読
インプットは聞き取りを強化するリピーティングと、理解力を速くする音読の2つを行います。
インプット学習の目的は
です。
ただ、闇雲にインプットしてはいけいので注意です。ここにはコツがあります。それは
インプットするべきことは、必ず現場で見つける
ということです。
実践の中であれ知りたい!と強く心動かされた英語をインプットすること。実践なしに参考書だけを見て暗記しようとするインプットは無意味です。
なので上記のアウトプットを先に始めるんです。
ただ日常だとアウトプットできる時間もわずかですよね。だからインプット教材もよりリアルな英語コミュニケーションに近いものを主に使い学んでいきます。
・リスニング力:リピーティング
・理解力 :音読
ステップ3.リピーティングで聞き取る力をつける
リピーティングは、聞いた英語を一文ずつリピートしていく練習法です。
聞いた英語の意味を理解する練習と同時に、発音を聞き取る力がつくので、実践会話で焦らないためにも耳を通した練習を重ねておきます。
詳しいやり方は 「リピーティングとは?初心者の「聞く・話す」を強化できるやり方4ステップを解説」で紹介します。
リピーティングにはどんな教材がいいの?
リピーティングにはYouTubeなどの動画コンテンツがおすすめ。
会話でよく使われる英語は、実際の会話の中から学んだほうがいいですからね。
特に私は、バイリンガールちかさんの動画からあらゆる日常表現を学んでいました。誰にでもわかりやすい言葉遣いと発音で、グローバル人材としての英語を学ぶのにとても参考になります。
ステップ4.音読で理解力を高める
音読は、英語の音声に極力似せるように英文を声に出して読み上げる練習法です。
英語の語順ですばやく理解する力を高め、英語脳を鍛えるのに絶大な効果があります。
音読の詳しいやり方は「効果的に英会話力を高める英語の音読5ステップを解説」で紹介します。
リピーティングと音読の2つを同時に進めることで、英語の音を正しく聞き取り、瞬時に理解するスキルを伸ばしていくことができます。
音読にはどんな教材がいいの?
英語初心者は、以下の音読の特化教材からはじめてもOK。
やり方が丁寧に解説されているので、誰でも正しく練習できます。
やり方はわかってるから、自由に好きな本を楽しみたいという人は、初心者なら絵本のような簡単なものから始めるのがおすすめです。
絵本でいいの?と思うかもしれませんが、ぜんぜんOKです。
継続することがなにより大切で、むずかしいものは挫折の原因となってしまうからです。
さらに絵本は、日常的によく使われる初歩的な表現の宝庫で英会話初心者にぴったりなんです。
絵本学習をしっかりやるだけでも、日常や旅行で使える英会話表現がぐっと広がります。
英語の絵本はAmazonなどでも販売されていて入手もしやすいのも魅力です。
TOEIC 500以上の基礎力がある人は、むずかしい単語が少なくてスラスラ読める語彙制限本のラダーシリーズがおすすめ。
幅広いジャンルで出版されているので、好きな一冊が見つかるはずです。下記のAmazonから同シリーズを見てみてください。
例えば「ジャパンFAQ」は「日本と外国のオフィスの一番の違いは?」など、外国人が疑問に思う日本のことを学べておもしろいです。
中級者からは、Kindleなどの電子書籍でペーパーバックをたくさん読めるのを目標にしましょう。
ストーリーも楽しめるため勉強している感覚なく英語脳を活性化できます。
月額制読み放題のKindle Unlimitedなら、ハリーポッターシリーズも読み放題で読めちゃいます。
ちなみに、私が電子書籍を愛用している理由は以下です。
好きな洋書1冊買えば、数カ月は読むものに困らないのでコスパも◎。
電車などちょっとしたスキマ時間にポケットからサッと取り出して勉強できるので、時間をムダにしないですむのが最高です。
Kindle Unlimitedはこちら
なぜ英語が聞き取れるけど話せないの?
英会話上達のプロセスでよく聞くのが、相手の言ってることはなんとなくわかるけど、自分が話すのはからっきしダメというパターン。
これに悩んでる人は、正しくちゃんと踏ん張れば、その先にかならず英語が話せるようになります。
実際、私を含め留学している人の中でも、この経験をする人は多かったです。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
まとめ:英語脳の国内での作り方 | 大人になってからペラペラになれた4つの勉強法を解説
いかがでしたか?
英会話を上達させていくには英語脳が必要というお話でした。
英語脳を作ることができれば理解や会話がスムーズになります。
英語脳は英会話の基礎とも言える脳の処理方法なので、早い段階から学習に取り組み、ある程度の量をこなしていくこと心がけましょう。
これらを習慣化し、数ヶ月単位で毎日練習していけば、英語脳を作ることができます。
英語脳を作って旅先での英会話を楽しめるように頑張ってください!
もし「留学並みの英語環境を作りたい」、
「独り言で身につけたフレーズを誰かに使ってみたい」
と思ったときは、予約不要でレッスン受け放題のネイティブキャンプで練習するのがおすすめです。
詳しくは「ネイティブキャンプのレビュー・口コミ」をどうぞ。
オンライン英会話の比較は「英語脳を作るオンライン英会話おすすめ5選」で解説します。
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